加藤ミリヤと清水翔太「ミリショー」終結、それぞれの道へ

ミリショーの愛称でもおなじみ加藤ミリヤと清水翔太の二人が、11月13日、ZEPP DiverCityにて『THE BEST 2MAN TOUR 2014』ファイナル公演でミリショープロジェクトを終結させた。

“ミリショー”としての活動5年を振り返り「これで最後になることは本当にさみしいけど、ずっと一緒にやってきたファミリーだと思っている。」と語り、アンコールのMCでは『今夜はブギー・バック』で共演しているSHUNからのいきなりの要望にこたえ即興で歌を歌い「ありがとう」とお互いに感謝の言葉を述べた二人はこの日、それぞれの新曲についても想いを語った。


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まず、清水翔太はこの日、11月12日にリリースしたばかりの『SNOW SMILE』を披露。「自分の好きな“せつなさ”と、冬のポップな楽しい部分から、ずっと出したかったクリスマスソングを制作した」と話すこの楽曲は、遠距離恋愛をする二人が出会う喜びと離れてしまう寂しさを歌った極上のクリスマスソング。


映画「渇き。」や「近キョリ恋愛」、NTT docomoのCMでも話題の小松菜奈の胸キュンダンスがキュートすぎると話題のMusic Video(期間限定公開中)も必見この曲、2400人の観客の頭上から雪が舞うというドラマティックな演出とともに、ファンにとってはひと足早いクリスマスプレゼントとなった。


加藤ミリヤは、10周年後初となる新曲を1月14日に発売することを解禁した。新曲のタイトルは『少年少女』、文字通り少年少女に向けられたメッセージが込められた新曲だという。


「ツアー中、東京に帰り机に向かった時にこみあげてくることがあった。今自分の中で一番伝えたいことが詰まった楽曲。」と語るミリヤは現在、中・高校生世代を対象にした、友だち(や自分自身)が人生の問題や命の危機に陥ったときの「行動示唆」を周知する政府広報主宰のキャンペーン「友だちのピンチ、身近なおとなに話そう。」でメッセンジャーとして抜擢されている。


初の試みでもある“フォークソング”というアプローチによってどのようなメッセージを届けてくれるのか、大きな期待が寄せられそうだ。


ラストは槇原敬之が作詞作曲した旅立ちソング『Sakura Melody』で締めくくったツアーファイナル。これから“それぞれの道”を進む加藤ミリヤと清水翔太は、最後に涙ながらに感謝の気持ちを述べ、抱き合い、会場一体が完全燃焼した感動の一夜となった。


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