会場となった都内スタジオにはV系バンドファンと演歌ファンという、普段なら相まみえることのない観客がステージを二分し、まさに異色の顔合わせ。
三山ひろしも花見桜幸樹も初めは対決ムード。お互いの妙技を見せ合っては「負けませんよ!」と両者とも気合充分。
まずは三山が『あやめ雨情』を歌いながら次々繰り出すけん玉の大技に、幸樹のファンからも歓声とどよめきが起こる。一方花見桜もデビュー曲『アイラブ東京』を披露しながらのヨーヨーの技に歓声が上がった。
幸樹が「花見桜幸樹」の名前についてゴールデンボンバー鬼龍院翔が命名したと紹介した際、インパクトある名前なら彼しかいないとお願いしたんです。ほかにも候補がありまして「世直し幸樹」とか「祭囃子幸樹」が上がったと暴露。三山も「私も”二つ川ひろし”という近所の農業用水路から取った名前があったんです。」と応え爆笑を誘っていた。
ここで2/9からドワンゴジェイピーで先行配信されている二人の着うたフル(R)、シングルのデイリーチャートの速報が発表され、三山ひろし『お岩木山』が”ガラケー”で9位!と発表されると「あー、ガラケー…でも嬉しいですよ!」とスマホでないことを案ずる三山。一方花見桜幸樹『アイラブ東京』がスマホで12位初登場と、歌謡曲ジャンルの強くない、スマホでのDLランキングでは大検討した結果となった。
それぞれのファンの声援を入れ替える企画では、三山が幸樹のファンからビジュアル系のノリを受け、歌った時には、初めてのヘッドバッキング体験に「お辞儀をしてるようにしか見えませんでした。」と驚きを隠せず、観客の煽りも何を言っていいか分からず、思わず「空まで飛んでけ!」と叫び、幸樹から「斬新!」と褒められていた。
逆に幸樹は連携の取れた「こうちゃん!」という掛け声を浴び、思わず客席に飛び出し、三山ファンから握手攻めに遭うなど、このあたりから対決という雰囲気から、未体験の楽しみを双方が経験し、和気あいあいな温かい雰囲気に。
最後に三山が新曲『お岩木山』でみたびけん玉妙技を見せつけ、対する幸樹も颯爽と『アイラブ東京』でヨーヨーの大技を、となるはずだったが尽く上手くいかず「もう!」と声を上げ、歌終わりに土下座する一幕も。しかし、双方のファンから熱い声援が送られ、三山も「いやあ、気持ちはしっかり伝わりましたよ!」という言葉に二人が抱擁を交わし、さらに大きな歓声が上がった。
温かな雰囲気のまま、ニコ生ユーザーによるアンケートが行われ、三山53%、幸樹47%で三山の勝利に終わったが、幸樹は「47%取れたのが奇跡だ!とユーザーに感謝した。」異ジャンルのアーティスト同士の共演に最初は戸惑い気味のファンも、けん玉VSヨーヨーの対決以上に、三山と幸樹の軽快なトークぶりに爆笑の連続で、大盛況のうちに幕を閉じた。
番組終了後にインタビューに答えた二人は、「いままでに味わったことがない幸樹さんのファンのノリを体感できて新鮮でした、今日はカルチャーショックを受けました。非常に楽しかったです。」と三山。幸樹も「世代を超えてひとつの音楽で盛り上がれるっていうのがすごく素敵な企画だった思うし、個人的にはジャケットの丈と経験が足りなかったですねえ。」とヨーヨーの失敗を反省した。
季節柄バレンタインチョコの目標を聞かれ、幸樹は「まあ、三桁いただけたらたいへんありがたい。」の言葉に三山は「すごいですねえ、わたしは『お岩木山』に登れるくらいのチョコを積み上げたいですねえ。」と新曲のアピールを忘れなかった。
三山ファンが特に待ちわびる紅白についての質問が飛び「演歌歌手を目指して高知から出てきて、最終目標そこですよね。けん玉が赤く、衣装が白なのも意識しております!」と力を込めた。幸樹も「夢は大きく持ちたいです。「出られない」と思ったらそこで負けですので、花見桜でもそうですが、ダウトでも目指して行きたいと思います。」とこちらも力強く語った。
鬼龍院翔命名「花見桜幸樹」ほかにも名前候補あった
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