今月中旬から広島、愛媛、福岡、札幌、盛岡と予約会イベントで全国を駆け回り、各地のファンに新曲を一足早く届けていた彼ら。遂にリリース日を迎えたこの日、ラゾーナ川崎でインストアイベント&握手会を行った。
開始時間の2時間前には多くの人が集まりだしソナポケの登場を待ち続ける中、18時にメンバーがステージに姿を見せた瞬間、割れんばかりの歓声が鳴り響いた。
eyeron(Vo)が「俺らも今日がワンマンライブだと思って盛り上がっていくから、短い時間かもしれないけど、思いっきり楽しんで行こう! 3階席のみんな~、どうですか~!? 2階席~!!そしてアリーナ―!!!」と発すると、その都度各階に何重にもかさなって集まった観客から大歓声が上がる。まさに昨年末に行われたさいたまスーパーアリーナ公演を思い出させる熱気と一体感が、早くもラゾーナ川崎を包み込んでいく。
そして、1曲目の『GIRIGIR』からイベントがスタートする。ソナポケサウンドの新境地を切り開いたと言えるこの曲。心地よいEDMサウンドが、自然と集まった客のボルテージを上げてゆく。matty(DJ)を中心にサウンド面へのこだわりと音楽への探究心、アプローチの姿勢にも高い評価を得ているソナポケ。“ラブソングマスター”と呼ばれることの多い彼らではあるが、ラブソングという一芸に秀でているだけでは決してないことを再度証明して見せた。
一気に会場がヒートアップした後の2曲目は、アルバムに先行してリリースされた19th Single『戻らないラブストーリー。』。ソナポケ史上初めてとなる全編女性目線で書上げられた歌詞は、女子中高生を中心に話題沸騰。twitterやfacebook等のSNSに、多くの女性ファンからの「泣ける」「元カレを思い出す…」といった共感の書き込みが殺到していた。
まだ肌寒い夕暮れの会場には、切ないko-dai(Vo)とeyeronの歌声を聴きながら自分の過去の失恋を思い出し、共感のあまり涙する女性が多数見うけられた。
3曲目に披露されたのはアルバムのオープニングを飾る新曲『My Honey』。先程の『戻らないラブストーリー。』とは一転、彼氏から彼女へ素直な気持ちを真っ直ぐに贈ったハッピーラブソング。「これぞソナポケ!」と言わんばかりの純愛度200%の歌詞は、自然と笑顔で口ずさみたくなる心地よさだ。
ソナポケの3人は常に“笑顔の連鎖”というテーマで活動をしてきた。そして5枚目のアルバムとなる今作のタイトルの副題に初めてその大切にしてきた“笑顔”という言葉を入れた。勿論、泣ける失恋ソングも収録されてはいるが、「涙の先には必ず笑顔がある」という彼らのメッセージを強く感じさせてくれた今回のミニライブ。3曲の披露ではあったが、ソナーポケットが一歩一歩培ってきたキャリアと実力を強く感じさせる内容だった。
その後の握手会では一人一人の目をしっかりと見て優しく「ありがとう」「また来てください」と言うko-dai。元気に笑顔で「頑張れよ!」「また来いよ!」と言うeyeron。少し照れながら「ありがとうございます」と言うmatty。そこには確実にまた、“笑顔の連鎖”が生まれていた。
ソナポケ リリイベで「笑顔の連鎖」巻き起こす
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