ちなみにキャンディーGO!GO!は、関根ゆみ/なぎさりん/佐伯かなの現CANDY GO!GO!初期メンバーに円田はるかを加えたユニット。4人は、5年前に誕生した頃の姿を再現。活動初期に歌っていた甘くポップな楽曲を届けてくれた。
この日のCANDY GO!GO!は、全部で9曲披露。途中、短いメンバー紹介のMCを挟んだとはいえ、頭から8曲目までノンストップで熱唱。生バンドという何時も以上に迫力のある演奏を従えた理由もあるのか、メンバーたちは終始、前のめりな姿勢のもと観客たちへ挑みかかっていた。
『たまにはビールを飲ませてよ』や『絶対加速少女C』では、普段は見せない女豹のような視線を向け、妖艶さ全開で観客たちを挑発。『シンデレラコール』や『imishinn(イミシン)』でも、駆け上がる激しい演奏とリンクする形で、力強く凛々しい歌声を突きつけていた。ラウドな要素を強めた『大人の事情』や最新歌『ありのまま、思うままに走れ!』では、挑みかかるという言葉がぴったりな挑戦的なステージングを展開。ダイナミックなステージングで観客たちを煽り続けた『神様のイジ悪』や、カラフルでポップな表情を描いた『YOU』を通し作りあげた熱狂の一体感。最後に『そしてまた逢えると云うよ』を通し、メンバーとファンたちが夢を追いかけ続けてゆく想いを交わしあった姿まで、つねに「煽り、挑発」してゆく強いステージングを彼女たちは描き続けていった。
MCでメンバーらが宣言した「CANDY GO!GO!はアイドルの枠だけじゃなくてロックの世界にも活動を広げていきます」という言葉。その姿勢を具体的に突きつけたのが今回のライブだった。"CANDY GO!GO!なりのロックなスタイルを描いてゆく"という宣戦布告した、この日。その決意が、今後どんな形で具現化してゆくのか楽しみだ。
今後のCANDY GO!GO!だが、7月1日に新宿ReNYで結成5周年を記念した主催ライブも決している。ぜひ足を運んでいただきたい。
/TEXT:長澤智典
CANDY GO!GO! 女豹のような挑発的なステージング!熱狂の一夜
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