今回のスピーチで、宮脇咲良は「新しいものを作るには、まず壊すこと。私はAKBを壊したい」と話した。彼女が、ここ半年ほどで急速に人気が出たことで、AKB48として経験したこと、またドラマ主演などの活動で見えたもの感じたものが、「壊す発言」につながったのだろう。
いまの宮脇咲良に見えているもの、それはAKB48グループがこれだけの人気を誇りながらも、メンバーにしかわからない「焦り」や「不安」があるのだろう。同じく次世代メンバーとしての改革を訴えた島崎遥香とも通じる所があるが、この日の若手メンバーには明らかに「次のAKB48」をしっかりと意識させる意思や決意が見て取れた。
「今度は自分たちが道を切り開いていきます。来年はあの1位の椅子に座って、誰も見たことのないAKBにします!」この言葉に嘘はないだろう。宮脇咲良が歩む道は険しく、前田敦子でも大島優子でも渡辺麻友でも指原莉乃でも見たことのないような茨道かもしれない。しかし、仲間、そしてファンとの結束があれば、本当に「誰も見たことのないAKB48」という前人未到の世界へと導いてくれるだろう。
写真=(C)AKS
新しいAKB48を宮脇咲良は作れるか?
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