各メンバーは、7月10日(金)、11日(土)の二日間にわたり、北は北海道、南は九州まで、全国17会場 で全24回の舞台挨拶を行った。
地方をラウンドした11日には、メンバーが主題歌『悲しみの忘れ方』のアカペラ披露というファンとっては最高のサプライズもあり、会場は大いに盛り上がった。
主題歌『悲しみの忘れ方』は、本作のために新たに秋元康総合プロデューサーが書き下ろした歌詞で、メンバーらは「私たち乃木坂46のメンバーの気持ちを詩にしていただいた」と話し、これから行われる夏の全国ツアーでも披露することを告白し、「今日は一緒に歌って、夏のツアーまでに覚えてほしい」と提案して、アカペラでの歌披露となった。
また、大阪出身の西野七瀬、秋田出身の生駒里奈、北海道出身の橋本奈々未ら、地方出身者たちにとっては、地元への凱旋舞台挨拶ということもあり、メンバー、ファンが一体となり、各会場温かいムードに包まれた。
北海道(札幌、旭川)に向かったのは、橋本奈々未、桜井玲香、齋藤飛鳥の3名。乃木坂46にとって初となる地元・旭川での舞台挨拶では冒頭から「旭川だ~!」とうれしそうに挨拶をする橋本は、映画の撮影を振り返り「旭川市民として映画に旭川が出ることがうれしくて、どうすれば旭川がきれいに見えるのかを考えて、スタッフさんとロケ地を決めました」と語り、「また旭川に来たいです!」と地元愛あふれる舞台挨拶となった。
東北(秋田、仙台)には生駒里奈、高山一実、星野みなみが登壇。秋田では、生駒が「ただいま~!」と大きな声でファンに呼びかけると「おかえりー!」と大歓声迎えられ、「乃木坂46になって何度か秋田に来ましたが、今日こうやってドキュメンタリー映画の舞台挨拶という形で秋田に来ることができて嬉しい。」とコメント。「また必ず来ます」と約束した。
中部地区(名古屋、浜松)には若月佑美、深川麻衣、堀未央奈が登壇。岐阜県出身・2期生の堀が、「地元に近い名古屋で舞台挨拶ができてすごくうれしいです。」と挨拶すると会場には盛大な拍手が起こり歓迎ムードに。「私たち2期生は、この映画を観て私たちがまだ知らなかった1期生のメンバーの方々のたくさんの努力を知りましたし、憧れていた乃木坂46に入ることができて本当に良かったと改めて思いました。いろいろなシーンにメンバーの想いが詰まっていますので一度と言わず何回も観ていただけたらうれしいです。」とPRした。
関西エリア(大阪、京都)には、大阪出身の西野七瀬、松村沙友理と、生まれたのが大阪というルーツを持つ伊藤万理華の3人と、丸山監督が登壇。「メンバーへの取材を重ねるうちに、お母さんの存在が大きいことに気づいた」という丸山監督の言葉の通り、本編にはメンバーのお母さんへの取材によって集められた言葉がナレーションとして収められており、お母さんのナレーションで印象的だったコメントは?と聞かれた西野は「東京で一人暮らしをはじめてから、たまにお母さんが大阪から来てくれるんですが、実家の時は全部お母さんに任せていたので、私が一人で洗濯物を干している姿をみてお母さんは悲しくなったと・・・・」と話しはじめると目にはじんわり涙が溢れはじめた。「お母さんはそういうふうに思ってたんや」とこの映画を通して、初めて知った母親の気持ちに声を詰まらせる場面も。
広島・九州は生田絵梨花、白石麻衣、秋元真夏の3名が登壇。それぞれ、印象的だったシーンを聞かれるとメンバーもこの映画で初めて知る部分があったと振り返り、お母さんのコメントについて語った生田は「いつも活動のことはあまり言われないので、こう思ってくれてたんだって思ってうるっと来ました。」とメンバー自身も感動するシーンがあったことを明かした。
他に、ここに注目してほしいというポイントは?という質問に対して秋元が「乃木坂46に復帰してから今までの間に、すごい変化があったんですが気付いたひといますか!?実は、何十倍もかわいくなってるんですよ!」と発表すると、すかさず白石からの「絶対言うと思った(笑)」というつっこみを受け、会場は爆笑に包まれた。
「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」
全国46劇場にて公開中
企画:秋元康
出演:乃木坂46
主題歌:『悲しみの忘れ方』/乃木坂46
上映時間:120分
配給:東宝映像事業部
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会
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乃木坂46 西野七瀬、地元凱旋で涙
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