これまで一切素顔を明かさずミステリアスな世界観を創り上げながら、ライブでは1万人規模のチケットが5分で即完しているamazarashi。江戸川乱歩没後50年記念アニメ「乱歩奇譚」の主題歌にも起用された2ndシングル『スピードと摩擦』の発売に先駆け、新作映像を解禁した。
今回のMVでは、若者が抱える焦燥感をテーマに、ストレスの象徴であり、かつ江戸川乱歩的な閉塞空間の象徴でもある「学校のトイレ」で、一人の女子高生が踊り狂う様子が描かれる。映像では、この閉塞空間が孤独や未来への絶望感を暗示し、また壁から照射される光の歌詞が彼女自身の苦悩とリンクして彼女を苦しめる。そして、切り替わる演者の激しいダンスにより、彼女の内面的狂気が徐々に露わとなる。どちらが彼女の本当の姿なのか?力強さとともにエロスさえも感じる激しいダンスから、閉塞的な人生の中であがく若者の魂を表現した作品となった。
このMVは、世界的に注目される音楽のイベント「サウス・バイ・サウスウエスト」にて、アジア初の受賞を果たした気鋭のクリエイティブブティック「SIX」の本山敬一氏がクリエイティブ・ディレクションを担当。amazarashiのMVとしては、Space ShowerのBest Videosに選出された『穴を掘っている』、700万回以上再生された『季節は次々死んでいく』に続く3作目となる。
amazarashi話題のMVは「女子高生がトイレで悶える?」
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