開演時間を5分過ぎた頃、アルバムのラストナンバーである『木』のストイックなドラムからスタートし絶妙なアンサンブルで赤い公園の音世界に引き込むと、2曲目ではドラマ主題歌にもなった、たった100秒のキラーチューン『絶対的な関係』を披露し、一気に観客のボルテージを上げた。
無事ファイナルを迎えることが出来た喜びを、Vo.佐藤は「まさかまさかのソールドアウトです。今年頭にこの会場でやるって決まった時は「絶対埋まらない」って思ったんだけどみなさんのおかげでこうやって埋まることが出来ました!」と嬉しそうにMCで語った。
また、今までのライブとの大きな違いとして、Ba.藤本の前にマイクが設置されたことを話すと、藤本はお気に入りのぬいぐるみ“しろたん”を手にし、会場を和ませた。
アルバムでは初のフィーチャリングゲストにKREVA氏を迎えた『TOKYO HARBOR』では「間奏でKREVAさんが出てくると期待したけれども、、、待っちゃうよね!」と会場を笑わせ今後の共演に期待を託した。
『NOW ON AIR』では観客と一体となったハンドクラップで、会場を揺らせた後は、『猛烈リトミック』が第56回レコード大賞優秀アルバム賞を受賞したことをあらためて報告し、ファンと喜びを分かち合った。
2015年1月4日に結成5周年を迎えるという赤い公園。そんな記念すべき年の幕開けとして同日に、赤い公園が育ったライブハウスである立川BABELにて、当時の自主企画イベント「こめさくpresents~もぎもぎカーニバル~復刻版」を開催することも発表された。
また、先日立川市こども未来センターの広場に設置された“赤いベンチ”についても触れ、「是非お立寄りを!」と伝えた。
2015年、赤い公園の更なる飛躍に期待が高まるライブ、最後はアルバム収録曲『楽しい』で会場をひとつにまとめあげ、満員御礼のツアーファイナルを締めくくった。
赤い公園、満員御礼のツアーファイナル
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