故シン・ヘチョルさん側「S病院を家宅捜査…手術映像の確保ができなかった」



故シン・ヘチョルさん側が故人の手術を執刀したS病院の院長K氏が断食を条件に退院させたという発言に反発した。

5日午後、京畿(キョンギ)道安城(アンソン)ユートピア追慕館で故シン・ヘチョルさんの死亡をめぐり遺族代表キム・ヒョンヨルさん、所属事務所KCAの関係者キム・ジェヒョンさん、法律代理人ソロの弁護士ソ・サンスさんが立場を明かすために記者会見を行った。


この日、所属事務所の関係者であるキムさんは「先月27日、故人の死亡診断直後である28日午前、S病院を訪れて故人が病院に入る瞬間から出るまでのすべての監視カメラ映像と、小腸閉鎖症の手術映像を絶対に棄損させないと伝えた」と明かした。


また「当時、広報担当者が映像は公式手続きを経たら渡すと話し、この内容を録音した。しかし、先月31日、刑事告訴状を提出し、11月1日にS病院の家宅捜索を実施したが、手術映像の確保ができなかった」と伝えた。


彼はまた「その警察署に録音した音声ファイルを伝達すると、警察は手術記録を保存する装備会社の担当者を呼んで映像記録復旧作業を要請した。映像が復旧されたのかはまだ分からない状態だ」と付け加えた。


今月3日に発表された故シン・ヘチョルさんの1次解剖の結果、国立科学捜査研究院は「死亡を誘発した穿孔は小腸内の癒着を緩和するために手術をした時や、これと関連して発生したものと判断される。心囊内で直径0.3cmの穿孔が発見された」と明かした。


これと関連して故人の小腸閉鎖症の手術を執刀したS病院は心囊内の穿孔に対して異なる解釈と立場を見せている。



一方、この日午前に行われた解剖で延期となっていたシン・ヘチョルさんの葬儀が行われた。午前9時、ソウル峨山(アサン)病院で出棺式が行われ、午前11時頃、ソウル追慕公園で火葬された。故人の遺骨は安城にあるユートピア追慕館に安置された。

警察は、故人の解剖結果が出るとシン・ヘチョルさんの妻ユン・ウォニさんから業務上過失致死の疑いで告訴されたS病院の院長K氏に対する捜査を行う計画だ。



元記事配信日時 : 2014年11月05日17時55分 記者 : チェ・ジイェ、写真 : キム・ソンジン




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