伊勢谷友介&ユ・ジテ「ザ・テノール」で輝いた日韓の友情


写真=映画「ザ・テノール」スチール


俳優伊勢谷友介とユ・ジテの友情が視線を引きつけている。

ユ・ジテは今月1日、KBS 2TVのバラエティ番組「ハッピートゥゲザー3」を通してお笑いタレントキム・ジュノとの縁を公開し、話題を集めた。急につながった電話でもユ・ジテとキム・ジュノは日常会話を交わし、お互いに「ファイト」と応援し、厚い友情を見せた。


ユ・ジテは公開した映画「ザ・テノール 真実の物語」(以下「ザ・テノール」)でも国境を越えた義理で観客たちの好評が続いている。


“100年に一人の声を持つテノール”と呼ばれていたオペラ歌手ベー・チェチョル(ユ・ジテ)は、急な甲状腺がんで絶望に陥る。そのとき切なく見守っていた日本人の友達沢田幸司(伊勢谷友介)は彼の再起のために誠心誠意をもって手助けする。映画は希望が消えた状況でも諦めない二人の男の義理を繊細に描き、観客の視線を引きつけた。


ユ・ジテは「現場で伊勢谷友介と共演する作業はとても幸せだった。実際、同い年で俳優兼監督という点や、価値観など似ているところが多く、撮影する間、コミュニケーションをとるのが楽しかった。伊勢谷友介とは相変わらず親しくしている」とし、伊勢谷友介と一緒に演じた感想をコメントしたりもした。


「ザ・テノール」の関係者は「絶望の中で、さらに固くなった二人の友情もこの映画を引っ張っていく重要な軸だ。伊勢谷友介とユ・ジテの共演は言うまでもなく、非常に印象的だった。『ザ・テノール』は老若男女楽しく見られる点が多い映画だ。たくさんの応援をお願いする」と伝えた。


上海国際映画祭、釜山(プサン)国際映画祭、金馬国際映画祭などアジア3大映画祭ならびにベオグラード国際映画祭でまで認められた「ザ・テノール」は、声楽家ベー・チェチョルの実話をもとにした作品だ。天才オペラ歌手の全盛期、声を失った後、友人や妻と共に逆境を乗り越えて再起する物語を描いた。ユ・ジテ、伊勢谷友介、チャ・イェリョン、北乃きいなどが出演し、「ミッドナイトFM」を演出したキム・サンマン監督がメガホンを取った。





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