島田玲奈が昨年4月に卒業をし、その後のキャプテンを山田菜々が任された。島田時代と違い、山田はチームをまとめるというより、和を大切にして自ら汚れ役を演じるなど楽しい空気を作るキャプテンとして活動していた。
山田はNMB48の一期生であり、NMB48選抜常連メンバー、さらに年長者ということもありチームのメンバーからの信頼も熱く、チームのトップとして貢献していた。絶対的なキャプテンシーがあるタイプではないが、山田が側にいるだけで、誰もが安心できてしまう不思議な存在である。
そんな山田が卒業することにより、キャプテンの枠がポッカリ空いてしまう。ここで時期キャプテン候補について考えてみたいと思う。順当に行けば、副キャプテンを担当している沖田彩華がそのまま繰り上がりでキャプテンになるというのも悪くない。山田と同期であるが、昇格まで時間が掛かってしまい様々な苦労を良く知っているメンバー。前に出て引っ張るというよりキャプテンをサポートすることでチームの舵を取れる「女房役」的な存在だと思うので、沖田にはこのまま副キャプテンとして活動することが沖田の適正なのではないかと思う。
ファンの間では高野祐衣という声も上がっている。高野は初代キャプテンの島田と同期で年齢も一緒だったこともあり、島田とともにスタート当初からチームMを支えてきた。昨年の「AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!~」では、チームMからチームBⅡに移籍が発表されたが、高野はこれを拒否しチームMの残留が決まった珍しいメンバーとしても知られる。島田とともに作り上げたチームMを支えたいという気持ちがあったからと言われる。しかし、大組閣から1年が経ち同期の村上文香の卒業が決まった。村上は高野と前述の島田と3人でデビュー当時から高3トリオと呼ばれていた。島田キャプテン時代にチームMを一緒に支えてきた村上の卒業は、高野にとって大きなショックをもらたしたと思う。もちろん卒業を糧に頑張っていく可能性もあるが、高野には役職の無い状況で自然体でいる方が高野らしさが出るのではないかと思う。
大組閣でチームMに所属することとなった藤江れいなは、キャリアも豊富でメンバーからの信頼も厚い。藤江を推す声も非常に大きい。しかし、藤江はどのチームに属してもチームにすぐに馴染み、抜群の適応能力を見せてきた。そんな藤江は、自分から統制を取って引っ張るタイプよりもチームの潤滑油として重要な存在であり続けて欲しい。
では誰が一番の適任なのか?ズバリ三田麻央を推薦したい。三田はいじられキャラであるが、誰よりもメンバーのことをしっかりと把握し、上下関係無く冷静に状況を見極めている。MCではいつも空回りをしているように見えるが、自虐も含め誰もが安心できる空間を作りだしている。チームのみならず、NMB48の大きな会場でのコンサートでも、ひとりでMCを担当するなど必要不可欠な存在である。意外と思う人も多いかもしれないが、三田の存在はチームMにとってメンバーの安らぎになっているのではないかとも感じる。山田菜々が作り出したいい空気を、そのまま継承できるのは三田しかいない!皆さんも三田チームMを観てみたいと思いませんか?果たして山田卒業以降にキャプテンに就任するのは誰なのか今から楽しみである。(文・写真/ブレーメン大島)※文中写真は三田麻央。
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山田菜々卒業後のNMB48チームMキャプテンを勝手に予想
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