今回、指原莉乃はテーブルに付くことは無くHKT48の支配人としての参加だったが、もちろん指原の思惑は各テーブルに付いているキャプテンにも伝わりHKT48の指名戦略は万全だったように見えた。
注目の1巡目指名は、チームHが松岡はな(15)、チームKⅣは今村麻莉愛(11)を選択した。他のチームとの重複もなく、見事に予定通りの2人の交渉権を獲得。松岡は2月末まで活動していたバイトAKB出身であり、他のドラフト候補生に比べて経験もある。松岡を指名する決め手となったのはズバリ即戦力だろう。キャプテンの穴井千尋は「ダンスがすごく上手くてHKT48の即戦力として、公演とかでも10ポジションくらいは覚えて頑張って欲しいです」と説明した。可愛い童顔系のビジュアルに加えスキルの高さを穴井は期待しているのだろう。
KⅣの1巡目には、群馬県在住の今村麻莉愛が指名された。今村は身長が130cmということで注目を浴び話題となっていた。そんな今村は5歳の頃からAKB48が大好きで、倍率の高いAKB48劇場でも生のAKB48を観るほど。当時はファンとしてサイン会や写真会にも参加していたほどの熱狂ぶりだ。チームKⅣキャプテンの多田愛佳ファンであり、その気持ちがドラフト会議前に多田にも届いていた。ドラフト会議直前に行われたドラフト候補生の合宿に視察に訪れた多田は、この段階で今村の1巡指名を決めていたという。見事に獲得交渉権利を手にした多田は、今村が群馬県在住ということで、福岡へ引っ越せるかということを心配をしていた。そんな多田は、なんと一緒に住む提案も出してきたほど。この関係は指原のファンだった矢吹奈子が東京出身にも関わらず、HKT48のオーディションを受けて福岡へ行き、指原に飛び込んでいった時の関係に似ている。矢吹が大好きな指原の元でグングンと成長していったように、多田と今村の師弟関係にも今後は注目が集まることだろう。チームKⅣは今村の指名で満足できたようで、2人目の指名はしないまま終了した。
指原的にはここでチームHも選択を終了しようと考えていたようだが、候補生の実際のパフォーマンスを観てもうひとりの指名することを決意したそうだ。2巡目に指名したのは村川緋杏(15)である。前髪パッツンのちょっと不思議なキャラクターであり、しかも名前が緋杏(ビビアン)。指原は「かつてHKT48に在籍していた中西智代梨や谷真理佳に通じるものを感じたんですよ。実はにこの2人の穴は未だに埋まっていないんです」と獲得理由を話した。バラエティ担当としての活躍を期待し緋杏を獲得したのだろう。バラエティ慣れしている指原のお目にかなう程なので、期待ができる。
チーム全体で3人と獲得交渉が成功したHKT48だがしっかりと足りないメンバーを獲得した印象だ。グループとしても、最も成功したドラフトになったのではないかと思う。今後のこの3人の動向に注目したいと思う。
写真=(C)AKS
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指原HKT48が魅せたドラフトでの完璧な人選
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