MUTANT MONSTER
いきなりブッ飛ばしてきたねぇ!!超ゴキゲンなガレージ/ロックンロールナンバー『NO WAY』をぶち噛ましたのが、3ピースバンドのMUTANT MONSTER。これは、理屈抜きに楽しめって合図?!。続く『バラバラ』に触れながら、ついでに理性もバラバラ?!。それくらい、爆走するビートに乗って騒ぎたいってこと。Caramelちゃんたちも、駆け続ける演奏に合わせ、客席でズッと身体揺らし続けていたからね。演奏は、どんどん速度を上げてゆく。歌謡メロも印象深いガレージロックな『煙火』に、「Hey!Hey!」声上げ騒ぎ続けた『有料恋愛』。疾走するロックンロールビートの上で、フロントの2人が歌を交わし、ハモリながら熱狂してゆく様はメッチャ恰好いい。一転、『Refrain』では歌を軸に据えた表情も。唸り続ける激しい演奏をぶっ込んだ『Forever R&R』では、♪Forever R&R♪と歌のやり取りも。「こんなくだらない世の中だけど、自分だけのスポットライトを当てていきましょう」という想いぶつけた『スポットライト』。最後に叩きつけた暴走ロックンロールナンバー『GIRL'S FIGHT』まで、ノンストップで熱狂のバトルを挑み続けたMUTANT MONSTER。ぶっ飛び続ける演奏に、頭の中はすっかりご機嫌モードだった。
もちとちーず
ゆったりまったり気分のもと爽やかに歌を届けたのが、アコースティックバンドのもちとちーず。 フロントの2人が歌を掛け合い、ほのかに甘酸っぱい気分で『Cherry Love』 を歌いかけてきた。「あなたの心にくっついて離れない歌をお届けする」というコンセプトが、いいね。まるで告白された気分?!。力強さと繊細さ2つの声色を通し、恋した想いを切々と歌いあげた『あなたと。』。燃え盛る恋の想いを、しっとり爪弾くアコギの旋律に乗せ歌った『Sunbernd heart』。サビから一気に情熱を増してゆく様は、揺れる心をそのまま映しだしているようだった。
スパニッシュなリズムの上で、躍動的に歌いかけた『You slipped away』。気持ちの揺れを、歌声や歌詞、演奏にそのまま投影していくもちとちーず。心模様を包み包み隠さず歌いかけてゆく姿勢に、嬉しく共感。最後は、BAND-MAID(R)の『FORWARD』をカバー。力強く躍動的な歌声を響かせ、熱を持った想いを、会場中の人たちのハートにしっかり突き刺してくれた。
Carame
Caramelの連続ライブも6日目に突入。冒頭から満面の笑顔でライブを楽しんでゆくメンバーたち。カラッと明るく弾け飛んだ『Tailwind』が、熱狂の笑顔という沢山の花を場内に咲かせだした。観客たちと一緒に、無邪気に大騒ぎしてゆくことを本気で楽しんでいたCaramelのメンバーたち。 その夢中な気持ちが続く限り、けっしてときめきは無くならない。『tkmkセンセーション』を通し、今日も場内にサークルモッシュが生まれれば、ノンストップで演奏を繋いだ『スナイパーガールZ』でも、熱狂の弾丸で大勢の人たちのハートを狙い撃ちしていた。演奏の拙さも気にならない。会場中を包みこんだ楽しいのグルーヴが、たまんないくらい心をにやけさせていく。「今日もちっちゃい」Caramelのメンバーたち。止まらないドキドキを、互いに交わしあった『LoversMoment』。もっともっと熱狂をぶつけてみろよ!!と言わんばかりに、凛々しく攻め続けた『ラブストーリー』。顔をくしゃくしゃにさせ熱唱してゆくルミの表情も、めっちゃ素敵じゃない。最後に突き付けたダンスロックナンバー『恋愛少女2』でも、Caramelは絶叫の空間を絶やすことはなかった。本気で楽しんでこそ生まれる理屈を超えた熱狂。この6日間で彼女たち、確実に、成長のための一つの扉をこじ開けたようだ。
Booing!!!
「日本サッカー応援コンピ『ULTRAS2014』に参加する際にYURICAとLUKAで結成したのが Booing!!!」。なるほど、それを知ったうえでライブを見て納得だ。舞台に現れたとたん、いきなりブーイングの洗礼を受ける2人。それは、彼女たちにとっては最高の声援。Booing!!!のステージは、ご機嫌なラテンのリズム弾けた『PASSION~Booing!!! Spilitz~』からスタート。歌と演奏に触れた瞬間から身体が疼き出した。会場中の人たちがシュプレヒコール上げた『僕はマタドール』でも、魂を熱く震わせる声援が、気持ちのテンションを嬉しく引き上げてゆく。Booing!!!の楽曲はどれも、一体化した高揚を導き出してくれる。♪Oh- VAMOS NIPPON♪の大コールも飛び交った『VAMOS NIPPON Booing!!!ver.』では、パンキッシュに弾けた演奏の上で大騒ぎ。応援歌が、こんなにも気持ちを熱く掻き立ててゆくことを改めて実感。陽気な歌と演奏が爆発。『サマーライオン(バモ・トーキョーver.)』は、YURICAとLUCAの2人も所属しているアイドリング!!!の楽曲。Booing!!!が出演した映画の主題歌にもなった『ユルネバ』も、触れた人の心に勇気とエナジーを与えてゆく歌。大騒ぎしながらも、しっかり明日への活力を注入してくれるのが嬉しいじゃない。最後は、ファンキー&ソウルフルなカバー曲『タイミング』を歌い、心地好い熱を場内に作りあげ、最後の出演者へバトンを繋いでいった。
がんばれ!Victory
普段はほわーんとしているのに、楽器を手にしたとたんに凛々しくワイルドな姿に変貌してゆく。「しまっていこうぜー!!」。冒頭を飾った『I Go Everyday』から、がんばれ!Victoryは明るく開放的に。身体をガンガン躍動させるエナジーあふれる演奏を通し、場内中の人たちの拳を突き上げさせては、熱いコールを呼び込んでいた。いいね、このはちゃめちゃに楽しい熱狂が。場内では、Caramelちゃんたちも拳振り上げ、舞台上の5人に熱い想いをぶつけていた。続く『DEAR』は、メンバーとファンたちとの熱い絆を投影した歌。空高く突きあげた無数のタオルが風を巻き起こす風景を見てて、気持ちに熱い高揚を覚えていた。
ここからは、デビューシングルに収録した楽曲を連発。力強く躍動的な歌と演奏、前向きな想いがジワジワと心高ぶらせた『夢のつづき』。挑発的なギターの旋律も印象的、魂を熱く熱く掻き立てた『全力!スタート』。どの楽曲も、心にポジティブなパワーとエナジーを与えてくれる。それが、メンバー自身の等身大な意志なのも事実。最後は、高い高い青空の青い色に触れてしまいそうなくらい、思いきり熱を持った心を羽ばたかせた『ふらいはい!!!』だ。理屈を捨て、紡がれる超前向きな歌にただただ身を預けていれば、それでいい。がんばれ!Victoryの5人が、みんなを青い空(未来)へ連れてってくれるんだから。アンコールで演奏した『KGSD』でも、会場中の人たちが♪KGSD♪と絶叫すれば、メンバーたちへ熱いコールも返していた。この高まる熱狂が、これからメジャーを舞台にどんな広がりを見せていくのか楽しみだ。
7日目は…。
最終日となる5月16日(土)のイベントには、La PomPon/Le Lien/Caramel/たんこぶちん/vivid undress/FLiPが出演。バンドもアイドルも入り乱れ、最後まで一緒に楽しもう。
PHOTO: 山下弘毅/TEXT:長澤智典
tkmk爆女祭6日目~がんばれ!victory登場ではちゃめちゃ大熱狂
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