本日、サマー・コレクション・アルバム『SUMMER of LOVE』を発売した。3月にリリースしたオリジナルアルバム『WALK OF MY LIFE』から4か月。まずは、『SUMMER of LOVE』というタイトルに注目して欲しい。
「結婚してから、一時期、恋の曲をあえて書かないという時期があったんですよね。アルバム『WALK OF MY LIFE』もタイトル通り、人生のことを歌っていて。でも、自分のプライベートを覗いたときに、果たして恋にまつわる話をしてないか?っていうと、そんなことは全くなくて。今でもやっぱり、友達と集まれば自然と恋の話になるし、女性ってそんな話をしているときがいちばん盛り上がるなと思ったんです。だから、今回は、32歳の倖田來未が等身大の恋の話を描くとしたらどうなるかな?っていうところから制作をはじめました。」-倖田來未
本作は2006年7月に初の4曲入りのコンセプトシングルとして発売された32ndシングル『4 hot wave』以来、恒例となっていたサマーシングル8枚に収録された楽曲の中から13曲をセレクト。さらに、新曲3曲を加えた全16曲入りのスペシャルな企画アルバムとなっている。
「デビュー15周年イヤーいうこともあって、昔の曲もみんなに聴いてもらいたいなと思ったんですよね。夏に聴いてテンションがあがる曲という基準で選んでます。選曲にはかなり悩んだけど、いつの時代を切り取っても、メロディラインがしっかりしていて、口ずさめる曲が多いなって感じて。10年前の曲も懐かしさはあるけど、決して古びてない。改めて、自分の進んできた道は間違ってなかったんだなって感じることができました。」-倖田來未
新曲『EX TAPE』、『HURRICANE』はそれぞれ“恋”をテーマに、そして、『NO ONE ELSE BUT YOU』はかけがえのない人をイメージして書き下ろされた新曲。誰かの恋の話は、例え自分の経験と違っていても、恋について考えるいい契機になる。倖田自身が「私と恋の話をしてるような気分で聴いて欲しい」という本作は、この夏、ドライブやバーベキュー、ビーチやホームパーティーなど、様々なシーンを盛り上げてくれる1枚になるだろう。
マスタリングは、近年ではファレル・ウィリアムス『HAPYY』を手がけたルーベン・コーエンが手がけているので、夏の恋の曲として気軽に聞きながらも、ディテールにこだわった先鋭的なサウンドプロダクションにも耳を澄まして欲しい。
倖田來未 サマーコレクションアルバム「選曲かなり悩んだ」
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