カンヌで話題の「あん」舞台挨拶で秦基博 生歌サプライズに樹木希林恋する?

第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニングフィルムに選出され、公式上映後には 5 分以上のスタンディングオベ ーションに包まれた、河瀨直美監督最新作の「あん」が公開初日を迎え都内での舞台挨拶が行われた。

河瀨監督の強い希望により、都内での舞台挨拶前には樹木、永瀬、ドリアンとともに、映画の舞台である東村山市に近い所沢Let’s シネパークの舞台挨拶に登場。河瀨監督は「東村山の人に力をもらった」と感謝の辞を述べた。

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つづく都内での舞台挨拶では河瀨監督は「本当にありがとうございます。徳江さんにいただいた手のぬくもり、 それを受けた千太郎、ワカナが一歩踏み出した。その瞬間に立ち会っていただけ感無量です。」と感慨深く挨拶をした。樹木は劇中の衣装さながらで登場。「多磨全生園から参りました吉井徳江です。」と挨拶をし、会場を沸かせた。つづくキャストらも、永瀬 「徳江さんが隣にいるのでとても幸せです。」、浅田「このような作品に参加させていただいて、うちの犬たちも出演させていただいていい記念になりました。」と挨拶をした。ドリアンは「この作品が世界に向けて羽ばたいている。アメリカでの公開が決まりました!」と嬉しいニュースを報告した。秦も「すばらしい作品に出会わせていただいて『水彩の月』を作りだせ大変嬉しく 思います。」と笑顔で挨拶をした。すると樹木から秦のマイクと交換してほしいと要望が。樹木が「だってマイクに口つけてたんだもん」と言うと客席から黄色い声が!秦は「キュンとする。恋かな?」と照れ笑いを見せた。

ここで、本日誕生日を迎えた河瀨監督に秦から生歌披露のサプライズが!これには監督も「盆と正月が一緒に来たみたい!」と喜びをみせた。もともと河瀨監督は秦のファンで、呑みの席で本作の主題歌を依頼したことを明かした。秦の歌が始まると監督は口ずさみながら瞳を閉じ、樹木らもその歌声に酔いしれていた。歌がサビに入ると、涙をぬぐう女性客も。河瀨監督は「胸がいっぱい。」と目を潤ませていた。永瀬は「どうしても千太郎で聴いてしまいますんで。すいません!」といって徳江さん(樹木)を抱き しめ、観客からは歓声と拍手が送られた。公開初日をお祝いしようと会場に駆けつけた出演者の一人、兼松若人が、急遽登壇する 一幕も。兼松は「嬉しい限りです。」と公開の喜びをかみしめた。 最後は観客とキャストらから「河瀨監督、お誕生日おめでとうございます!!」と祝福の言葉が贈られ、大拍手の中、舞台挨拶は終了した。「あん」は本日より全国76スクリーンで公開。初週で興収1億円、最終的に5億円興行を目指している。なお、世界ではすでに28地域30か国以上での販売が完了している。 (C)2015 映画『あん』製作委員会/COMME DES CINEMAS/TWENTY TWENTY VISION/ZDF-ARTE/配給:エレファントハウス


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