大東駿介「日本映画の海外進出を望む」

映画「表と裏」の劇場公開を記念して、ニコニコ動画の生放送を通じて新作映画記者発表会が行われ、W主演を果たした遠藤要と大東駿介らが登壇した。

本作品は、日本を変える為に動き出す表の世界と裏の世界の男の物語である。遠藤要演じる「民衆党議員・堂前恭一」はマスメディアでも頻繁に注目される人気議員。一方、大東駿介が演じる「埴輪組の郡司昭次」は独自のルートでシノギを行い、組長からも一目置かれた存在。決して交わらない世界の二人だが、実は裏で手を組み、混沌としたこの日本を変えるべく動き出していくというストーリである。


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この二人、映画「クローズZERO」で共演の実績があり、大東(後輩)は遠藤(先輩)のことをピーちゃんというあだ名で呼んでいたという話を挙げ、この日行われた会見では終始、仲の良さが見れた。お互いの印象について


遠藤は「当時からタメ語を使われていた。当時からもなめられていた。笑」と冗談を言いながらも「クローズZERO当時から信頼の出来る役者だった。」と大東の印象を語った。


逆に大東は遠藤要の印象について「確固たる信念がぶれない人。それが面倒くさいところでもあり、格好いいんだろうなと思います。」とコメントした。囲み取材で遠藤は今回の配役について「頂いた台本を読んで、このヤクザ役自分にぴったりだなぁと思ったら、僕が政治家の役でした。」と驚きを見せた。


遠藤の役が「政治家」ということもあり、記者から「日本を変えるというテーマですが、今お二人が日本を変えるとしたら?」という質問が出た。それに対し、大東は「演劇の世界で言うと、最近海外に役者がどんどん出て行っていますけれど、人ではなく『日本の作品』が海外に出ていくような世界になっていければいいなと思っています。」遠藤は「海外にはいきたいけれど、まずは日本国内で目の前のことをしっかりとこなして、一つ一つの作品をより良くして、その結果に何かついてくるものだと思います。口だけだと薄っぺらい気がするんですよ。」と語った。


自身の活動、将来の日本映画界の発展も見据えた二人の発言には非常に力強いものがあった。作品の中でも熱い、力強い演技が見れることは間違いないだろう。映画「表と裏」は3/14よりヒューマントラストシネマ渋谷にて公開される。




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