やつれた顔で登場し「申し訳ございません」Bobby Kimが機内トラブルを直接謝罪



歌手Bobby Kimが、機内での騒動事件以降37日ぶりに帰国した。Bobby Kimは、頭を下げて「本当に申し訳ございません」と言って、騒動について初めて直接謝罪した。

Bobby Kimは13日午後6時半頃、仁川(インチョン)国際空港に到着し、やつれた様子で入国ゲートから出た。空港には、Bobby Kimを見るために、記者など大勢の人たちが集まっていた。


Bobby Kimは記者たちの前で90度に頭を下げ、今回の騒動について「ご心配をおかけしまして、申し訳ございません」と謝罪した。Bobby Kimは謝罪後、速やかに空港を後にした。


Bobby Kimは先月7日、米サンフランシスコに住んでいる姉の家を訪問するために、同日午後4時40分(韓国時刻)に仁川国際空港発の大韓航空を利用した。しかし、大韓航空の職員のミスで発券関連のトラブルがあった。機嫌を損ねたBobby Kimは、機内で提供されたワインを飲んで機内で騒ぎを起こし、米国航空警察による調べを受けた。


当時、泥酔状態だったBobby Kimは飛行機中で罵倒を浴びせながら騒いだという。Bobby Kimの機内トラブルを報じたあるメディアは、航空関係者の話を引用して「Bobby Kimは搭乗前から席に不満を持っていて、機嫌が悪かった。エコノミークラスからビジネスクラスに席をアップグレードしたが、現場できちんと処理をしてくれなかったためだ。Bobby Kimは、機内で酔っぱらって大声で罵倒を浴びせるなど、常識外れの行動をしながら騒ぎ出した」と報じた。


これについて、Bobby Kim側は「大韓航空の発券トラブルがあり、機内で提供されたワインを飲んでこのような恥ずべきことを起こした。理由を問わずにこのような状況を認知し、深く謝罪する」と伝えた。また、客室乗務員をセクハラしたという報道については「記憶はないが、自分が悪かったことについてはきちんと謝罪し、誠実に取り調べに臨む」との立場を伝えたことがある。



その後、大韓航空側が2回の誤発券をしたということが明らかになり、事態は新たな局面を迎えた。騒ぎを起こしたBobby Kimにも非はあるが、そもそもの原因は大韓航空の職員のミスだという意見が多くなったのだ。

先月11日には、あるメディアがBobby Kimに関する大韓航空の最初の報告書を公開した。そして、客室乗務員にセクハラをしたという最初の報道については「客室乗務員に3回に渡って、身体接触及び言語によるセクハラをして、事務長に報告した」との内容を公開した。


これについて、警察側は「まだその報告書はもらっていない。客室乗務員を調べてみないと分からない。10日、客室乗務員たちが帰国した時に取り調べを進めようとしたが現場の状況上、取り調べができなかった。取り調べスケジュールはまだ決まっていない」と説明した。


これについては、Bobby Kimも「ワインを飲んで酔っぱらっていたため、機内での状況は覚えていない」と再び強調した。


機内騒動トラブル後、37日ぶりに帰国したBobby Kimは「ご心配をおかけしまして、申し訳ございません。これからの警察の取り調べにも誠実に臨みます。本当に申し訳ございません」と言って、速やかに空港を出た。Bobby Kimは、記者たちの前で何度も90度に頭を下げた。


Bobby Kimは今後、韓国で警察の取り調べを受ける予定だ。仁川空港の警察関係者は、OSENとの取材に対して「Bobby Kimの取り調べスケジュールは今後決める予定」と伝えた。今回の騒動事件に関連した客室乗務員たちは、先月13日に警察の取り調べを受けており、Bobby Kimの取り調べが終わらないと、事件の決着がつかないと思われる。


Bobby Kimは米国警察による取り調べでは、嫌疑なしの処分を受けた。事件が発生した当時、FBIが出動して取り調べを行ったとの報道が一部であったが、それは事実ではないことが確認された。Bobby Kim側の関係者は「Bobby Kimはサンフランシスコ航空警察による簡単な取り調べを受けただけで、これといった嫌疑がなく、そのまま解放された。追加の取り調べはなく、米国ではBobby Kimについて嫌疑なしという最終処分に落ち着いた」と伝えた。



元記事配信日時 : 2015年02月13日18時54分 記者 : ソン・ミギョン




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