彼らが新作のリリースを記念して、2月12日に初のBillboard Live TOKYO公演を開催した。
ラグジュアリーな空間の中で、食事やドリンクを楽しみながらアーティストの生演奏が楽しめることが魅力のBillboard Live公演。ステージのうしろに広がるきらびやかな夜景も手伝って、ライブハウスとは異なる雰囲気が場内に漂う。
そんな大人な会場を舞台にNICOの面々は、Billboard Liveでは定番の1日2回公演に挑戦。ときに繊細で柔らかな、ときにアグレッシブなアンサンブルでオーディエンスを酔わせた。
なお1stステージは緊張していたというメンバーだが、2ndステージでは程よくリラックスしたムードに。また2ndステージは『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』購入者を対象に生中継も行われ、全国各地のファンが4人の熱演を見届けた。
2ndステージの開演時刻の21:30を迎えると、カウボーイ風の衣装に身を包んだメンバーが順番にステージに姿を見せる。ライブの始まりを告げたのは光村龍哉(Vo, G)の「Howdy!」という威勢のいい挨拶。これを合図に4人は『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』からの楽曲を次々と届けていった。
メンバーはそれぞれの担当楽器を弾きつつも、楽曲によっては4人全員でドラムセッションを展開する“クアトロドラム”に挑戦したり、ブルースハープを吹いたり、レインスティックを鳴らしたり、グロッケンを叩いたりと大忙し。これまで発表してきた楽曲を“ACO Touches the Walls”バージョンとしてオーディエンスの目の前で再構築し、そのよさをライブハウス公演とは違う形で伝えていく。
昔から足しげくBillboard Liveに通っていたという光村は、同会場のステージに立てる喜びをMCでも爆発させる。「記念すべき初のBillboard Liveで、僕らの初のアコースティックアルバムの曲ができることになってうれしい」と語り、「せっかくだから恒例行事にしてくれないかなあ」と早くも再演を熱望する。
さらに初めての試みを詰め込んだ『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』について、「大事に作ってきた曲をみんなの近いところで鳴らす。アコースティックだからできるみんなとの距離の縮め方を意識しました」と解説した。
2ndステージでは計12曲をパフォーマンスした4人。試行錯誤もあった初のBillboard Live公演だったが、さまざまな楽器を手に楽しげにアンサンブルを奏でる姿は観客の笑顔を誘い、最後に光村が「またいつかどこかでACO Touches the Wallsとしてお会いできる日を楽しみにしてます!」と再会を約束すると温かな拍手が響きわたった。
なおNICO Touches the Wallsはバレンタイン当日の2月14日にBillboard Live関西公演をBillboard Live OSAKAにて開催する。その後は企画対バンツアー「ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ フェスト'15」を東名阪で実施。名古屋公演にストレイテナー、大阪公演にUNISON SQUARE GARDEN、東京公演に[Alexandros]を招き対バンを繰り広げる。
さらに5月から約2年ぶりの全国ワンマンツアー「NICO Touches the Walls TOUR 2015」に乗り出す。
・NICO Touches the Walls聴いてみる?【クリック】
NICO Touches the Walls 念願のBillboard Live公演大成功
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