moumoonが満月の夜にニコ生で開催する「FULLMOON LIVE」について語る

人気アニメ「暗殺教室」の主題歌となった『Hello,shooting-star』のヒットや、ヨーロッパツアーを成功させるなど新たな活躍を魅せたmoumoon。

2015年8月12日には待望のNEWアルバム『It’s Our Time』の発売も決定。ニューアルバムについて、そして人気の生放送について二人に話を聞いた。

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-今回アルバムタイトルにもなっている「It's Our Time」に込められた思いを聞かせてください。

YUKA
自分たちは常に新しい音だったりとか、新しい偶然に生まれたものだったり、そういうカケラを集めながら楽曲を作っていくんです。アレンジに関しても色々なことを、セルフ・プロデュースでやっているっていう、そういう部分でmoumoonってのをもっともっと楽しくしていこうって思い、そのためにも、もっと新たな発見が必要だったんです。それで、合宿をして様々な楽器の音を鳴らしたりとか、そういう中で、今までよりもっと自分たちがときめくようなものを作っていこうってことで、作り始めたのがこのアルバムだったので、ホントにmoumoonのバントとしての未来というか、将来的に楽しくありたいっていう、そういう将来像みたいなものを、思い描きながら作っていたんだよね?

MASAKI
そうだね。自分たち自身が楽しんで作るのは大切かなと。そうして出来上がった作品は、ライブでは自信にも繋がるし、ファンの皆さんの反応も違うんですよね。

-合宿をされたんですね?

MASAKI
そうですね、合宿は毎回アルバムのときはあるんですけど。今回も、1週間くらいですかね…。そのときまでは、次のアルバムのことは何も考えず…。まあ、シングルとしてできている曲というのはあったんですけど、それ以外は、あんまりなんにも考えてない状態でスタジオに入り…本当にアルバムが作れるかな?って思いながら(笑)。何したらいいんだろう、というような感じで、とりあえずカケラをいっぱい作りに行く感じですね。

-毎回、合宿をする場所は決まってるんですか?

MASAKI
毎回探して。ずっと同じところでも、ちょっと飽きちゃうっていうか。いろんなところに行ってみたいなと。

YUKA
今回は合宿もそうですしアルバムを作る中で、ニコ生でやらせていただいてる「FULLMOON LIVE」では2人で出演させて頂いていて、今回「OFUTARISAMAツアー」で初めての2人だけのツアーっていうのもありましたし、2人でどうやってライブを作っていったらいいかとか…。今まではバンドといっしょに作っていくってことがほとんどだったので、それと同時に『It's Our Time』を作りつつ、2人だけでライブをどうやって構築していくか。そういうライブアレンジと、このアルバムの音源のアレンジと、その2つを平行してやっていったのはすごくアルバムにも大きい影響を与えていると思うし、新曲も積極的にこのツアーではやっていったので、この中の「It's Our Time」っていうタイトルチューンと「cocoon」っていう楽曲と、あと「Never look back」という楽曲に関しては、ツアーのセットリストに入れ込んでお客さんの反応を見てみようとか、どれだけ楽しい時間が作れるかもっともっとアレンジを詰めていこうとか、そういうことを挑戦的にやっていった過程が、すごく詰まっていると思います。

MASAKI
初めてそういうことをやってみたんですけど。

YUKA
今までは、あえてそういうことをしなかったので、1曲だけとかだったんですけど、まあどんどんライブでやっていこうっていうのは、今回のツアーから挑戦で。ホントに「FULLMOON LIVE」を、インターネット上で見てくれたお客さんも、ツアーには来てくれていて、「FULLMOON LIVE」をいつも見てくれている?ってライブ中に聞いたりするんですけど、そうすると、「ワッ!」って手をあげてくれるんです。それがすごくすごく嬉しくて。きっと画面越しのライブで知ってくれてのコール&レスポンスもあると思うんですよ。なので、それをお互いに生で体感し合う空間として「OFUTARISAMAツアー」があって、全国をまわることができて、今回もまた『It's Our Time』を、この間の「FULLMOON LIVE」でも、アコースティックで演奏したりとか、ミュージックビデオをどんどん観てもらおうと、解説をしたりとか、そういう「FULLMOON LIVE」でお客さんととったコミュニケーションが、また形を変えてツアーになって、また戻ってきたって感じがするんですけど。

-ニコ生だと、評価がとれるんですけど、前回の放送では驚異の98%のユーザーが「とてもよかった」と評価しました。

MASAKI
そう評価してくださるのはとてもありがたいし、嬉しいですね。いつもなんだかんだで1時間以上放送してしまうんですよ。それでも飽きずに開始から終わりまでずっと様々なコメントを送ってくれるので、僕らもついつい楽しんでいつものペースでゆっくりやっていますね。

YUKA
いっしょにリラックスしてくれてる感じがする。コメントからも伝わってくるような気がします。みんなの一つひとつのコメントとか、職人さんが絵を送ってくれたり。

-満月の絵とかですよね。

YUKA
それに、みんなが「おお!スゲ~」ってのもあるし、「ありがとう!」みたいな感覚です。スゴイ観てくれてる人たちの中にも、いい感じの雰囲気が流れてるんだなーと思います。

-ファン同士の交流も実現している。

YUKA
そうですね。そういうのはスゴク感じます。

MASAKI
確かに。なんででしょうね?すごい和気あいあいと、みんなが。バラバラじゃないっていうか。

YUKA
そうだね。満月の夜だっていうのもあるかもしれないけど。「今ここからは満月が見えます」とか、「残念ながら曇ってます」とか、そういうのを書き込んでくれたりとか、微笑ましく感じたりするんです。

MASAKI
画面を見て、ずっとそのコメントに対して答えてたら、先に進まなくなるんですよ(笑)かと言って、あんまり気にしないでやっちゃうと、普通に演奏しているのを撮ってるだけで…。そこはね僕ら割と見てる方なんですよ。演奏しながら見てたりして。

MASAKI
しゃべってる時はだいたい見てる?

YUKA
うん。

-ライブとはやっぱり違った感覚ですか?

YUKA
そうですね。演奏している場所はレコーディングスタジオが多いのですが、自分たちには馴染みのある場所なので、音も実はスゴクしっかりと届けようって思っていて。レコーディング用のマイクを使ってたりとか、意外と。

MASAKI
そこは最大限がんばってるところだよね。みんな。

YUKA
うん。スタッフそうですし、エンジニアさんも含め。

MASAKI
テレビ局みたいにスゴク大きなカメラで、いっぱい撮れるわけじゃないから、できる範囲の中で。どの映像もがんばってくれてますよね。

YUKA
そうですね。

MASAKI
それがたぶん伝わってるっていうのもあると思います。

YUKA
たぶん普通のライブでは絶対できないし、やれないことができるので。まあ、この間「流しそうめん」もしましたし。

-してましたね。

YUKA
(笑)。ライブするのに、いきなり浴衣着てできないじゃないですか?

-そうですよね。浴衣もたしかにスペシャルですもんね。

YUKA
毎回スペシャルなことをっていうので、「むふう」ってなりながら、悩んでいるんですけど…。「次、なにする?」って話し合いながら。こういうことって、あらためて大事なんだなって思いました。曲って、もう作った分だけしかないし、いろんなセットリストが組めると思うんですけどやっぱり飽きちゃわないように、どうしたらいいか?っていうのが、いっつも考えているので。

MASAKI
毎月になると、そうだよね。まあ、何回かお休みしたこともあるんですけど、ほんとずっと毎月やらせてもらったんで。

YUKA
ずっといっしょにやってるエンジニアさんとも「次、どうする?」って話をいつもしていて。もっと良くするにはどうしたらいいかな?とか、マンネリ化しないためにはどうしたらいいんだ?とか。そういう話とか。

MASAKI
真面目に反省会してるよね。

YUKA
そうそう。っていうこととか、ホントにライブハウスとかでやるライブと、すごくいい意味で影響を与え合ってるような感じがしますね。

-生放送がLIVEでも生かされていますか?

YUKA
うん。いかされますね。やっぱ違う空間なので、私たちにとっては「FULLMOON LIVE」をインターネットで放送するってのは、かなりプライベートな雰囲気なんです。その出していいのか?この感じは?って結構思ってたような、ちょっと雑談だったりとかをありえないくらいたくさんの人たちが同時に見るわけで。最初は戸惑いもあったんですけど。こんなに「間」がうまれていいのか?とか、このかみ合わない感じが全体に出ていていいのか?とか。

MASAKI
あれはどうにかした方がいいかもしれない(笑)。

YUKA
後から見るとね。

-流しそうめんも、なかなか掴めなかったですもんね。

MASAKI
掴めなかった!

YUKA
普通に食べてましたね(笑)。

MASAKI
流さないで食べてた(笑)。

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-アルバムの話に戻りますが、ジャケットがマルゲリータさんのイラストで独特ですね。

MASAKI
今まではきれいな写真を撮ってもらってたんですが、変わりましたね。

YUKA
これは「OFUTARISAMAツアー」をまわってる時に、スタッフTシャツとして作ったTシャツがあって…それに似顔絵Tシャツを作ろうよとなった時にマルゲリータさんに2人の似顔絵を描いてもらったんです。そしたらそれが異常におもしろくて。それをスタッフが着ていてファンのみんなが「そのTシャツが異常に気になる」って言ってくれて。ああ、じゃあ普通のグッズとして作ろうと。で、そのあと、ジャケットどうする?ってなったときに、写真より今回イラストでいってみようよ、ってのが流れで。今回のアルバムのジャケットは、このイメージしかないな、みたいになって。

MASAKI
元々は、なんかおもしろいグッズを作りたいなってことで、いろんなデザイナーさんの資料を見ていて、マルゲリータさんの絵が、「これ変でいいなって、この人にアタックしてみよう」ってなったんです。そうしたら割といいお返事を頂いて。ニューヨークにいらっしゃる方なんですけど、ひょひょいっと描いてくれたみたいで。いっぱいイラストを送ってくれたんです。

-写真を渡したんですか?

YUKA
最初は2人の写真を渡して、マルゲリータさんは私たちがヨーロッパで撮影したMVも見てくれて、あらためていっぱいイラストを送ってくれたんですね。すっごいいっぱい描いてくれて。選びきれないってくらいおもしろいヤツがいっぱいきて。たぶん映像を見てくれてもっとイメージが湧いたんでしょうね。

-インスピレーションが沸いてしまったんですね。じゃあ、ジャケット以外のイラストがいっぱいあるんですね。

YUKA
ジャケット意外にもブックレットの中に何枚か入っています。

MASAKI
まあ、なんでイラストにしたかって言うと、特に意味はないんです。

-意味はないんですね。

MASAKI
その流れで「あれ、いいよね」っていう。まあ、2人がバーンって出るのはちょっと今回じゃなくてもいいかなっていう感もあって。だからデザイン的なもうちょっときれいなものを最初作ろうとしてたんですけど。なんかちょっと違うなと思って。マルゲリータさんだね、ってことになって。

YUKA
なんかちょっとヘンテコなムードがすごく今の楽曲の感じと合った、マッチしたんですよね。

-マルゲリータさんも参考にした『It's Our Time』のMVですがヨーロッパツアー中に撮影したんですよね。

YUKA
自撮りで撮影したんですが、意外と角度とか難しくて…うまく撮れないんじゃないかな?って心配したんですけど、意外と撮れてましたね。

MASAKI
結構、不安でしたけどね。海外で、1日で全部素材を撮ろうってことで。しかも、そのセルフ棒みたいなのを持ってやるっていう映像をイメージすると、あんまりクオリティーが高いモノになるのかどうか、すごい不安で。

-撮り直しも効かないし。

MASAKI
なんか、自分たちで作りました、みたいなビデオになったらどうしよう……とか。

YUKA
そうはならなかったね。

MASAKI
スタッフ含めて、みんながオフショットを撮ってる感じでしたね。ずっと。

YUKA
そうそう。撮り合ってるって感じでした(笑)。

MASAKI
全員でね。

-妙な光景ですね(笑)。

YUKA
暇さえあれば、オフショットを撮る、みたいなのがね。

-不安ですもんね。

YUKA
そうそう。もっとおさえておこう、みたいな。

MASAKI
俺なんて、羽田で回してるけど、全くどこにも使われなかった。

YUKA
羽田って、出るとき?帰るとき?行くとき?

MASAKI
行く前。

YUKA
ずっと回してましたね。

MASAKI
ここまで「素」を出していいのかな?って、いう不安もありつつ。

YUKA
でも、すごくニコ生のときの、うちらのテンションとはいっしょで。

MASAKI
ああ、近いね。

-普段の感じってことですね。

YUKA
普段の感じはすごいありますね。変顔とかもしてるし。それは普段あんまり出さないけど。今回の曲にはすごく合ってるから。

-ヨーロッパツアー、どうでした?

YUKA
パリとリオンは、ワンマンライブで、お客さんがチケットを買ってmoumoonを観に行くって集まってくれた感じ。だから、ホント、ホームな感じなんですね。日本でやってるツアーと同じセットリストだけど、すっごい静かなアコースティックな曲から始まるけど、飽きちゃわないかな…とか。フランスでは、過去にもジャパンエキスポとかそういうイベントに出るときには、バンドでダーンって頭からテンション高めでいくけど、今回すごいアコースティックだったんです。お客さんは、愛情たっぷりで「ホントによく来てくれたね」みたいなテンションで向かえてくれたので、ホントに感激でした。

-ファンの皆さんは日本語とか覚えてたりするんですか?

YUKA
日本語も覚えてて、お話しする機会があったときは、がんばって日本語でしゃべってくれたりとか。お手紙も日本語で書いて、英語で書いて、フランス語で書いて、3カ国語で書いてくれたりとか。それこそ、ホントに日本のファンと変わらないテンションで。「あっ!お手紙とか、したためてくれるんだ!」「嬉しいな」みたいな。こちらで有名なお菓子です、ってくれたり、すごく嬉しかったです。マカロンとか。リオンは船の中でライブだった。船がライブハウスになってるんです。なので、すごく、みんながジャンプするんで、アッパーチューンな曲になるとね、めっちゃ飛んでるから、機材が倒れるんじゃないかって、スタッフの人ががんばって押さえてたりとか、

-それは貴重な体験ですね。

YUKA
そうですね。倒れたら大変なんで。でも、初めてだし。パリはホントにちゃんとライブハウスって感じ。照明さんもノリノリで歌いながら練習して「にゃにゃにゃ~♪間違えた!もう1回!」とか、なんかブツブツ言いながらやってるぞ、と思いながら、でも私達のスタッフとすごいコミュニケーションとって、私たちともすごいコミュニケーションとって。だからホントに和気あいあいとした感じの旅になってましたね。

-今後も海外展開は積極的に進めますか?

YUKA
そうですね……。やれるのかな?

MASAKI
パリは、すごくお客さんがいっぱい来てくれるんですよ。

YUKA
不思議とね。

MASAKI
フランスのケーブルテレビのチャートでずっと1位だったりしたんで、結構知ってくれてる人が、日本のカルチャーが好きな人ですけどね。いるから、成立するんです。例えば、これがドイツとかになると、全然状況は違うだろうから…。そこを開拓、みたいな感じで、やっていくっていうのは結構大変だろうなっていう気がする。だから、日本のお客さんを受けてのツアーがあって、その中に例えば台湾だったり。

-流れの中で、自分たちにマッチ場所を探していきながらやっていくっていう。

MASAKI
台湾なんて、ホントに日本とお客さんが変わらないんですよね。

YUKA
そうだね。イベントで1回台湾に行ったことがあるんですけど、すごい雨が降って、お客さんも雨でたぶん、雷とか遠くで、稲妻がピシャーってなってて、大丈夫かな?みたいな。でも、その司会の方に、「きっと雨止むので大丈夫ですよ」って励まされて、ステージに出ていって、みんなすごい濡れてて…。ちょっと私の中で不完全燃焼だったんですよ。初めての台湾のとき。だけど、今回やってみたらすごいお客さんが「よく来てくれました!」って感じだったので、ああ日本と変わらない。「ありがとう!」みたいな気持ちになって、安心しましたね。台湾が決まったってなったときに、あの雨の嵐のときのことをすごい思い出して…。

-トラウマがあったんですね?

MASAKI
台湾は1分でチケットがソールドアウトになったって。

YUKA
そう。1分で。

MASAKI
えーウソでしょ?! みたいな。

-海外でライブをする場合、日本とは違う感覚はありますか?

MASAKI
やっぱ、言葉で伝えられないから、その分気持ちがすごく、「伝えよう」って気持ちが強くなるかもしれないですね。

YUKA
そうだね。あらためて、1個のライブが大事かっていうことに気づきます。

MASAKI
一カ所、ここうまくいかなかったな、とか、こうやって言えばよかったなって、すごいずっと思ってたりするんですよ。1回のライブで。

YUKA
残るよね。

MASAKI
悔しいことっていうか。

YUKA
別に特別うまいことを言おうってわけじゃないけど、どういうことがお客さんに伝えられるかなとか、よく考えます。前向きに、次、この間をどうしようとかも悩むとか、次なにか新しいことをって考えるのを、ベクトルがすごいいい方向に、なんか楽しくてワクワクすることを考えようっていうことに私の中では結構変わってきたなかって。今までのセットリストをどうやってうまく飽きずに聴いてもうかってことよりも、なんかちょっとやったことないことをやってみようとか、そういうとこで実験しながら…ちょっとこのおかしな楽器を使ってみようとか、そういうことを気軽にできる場所でもあるし、かつ、この2人でまわったツアーでは、そのときにちょっと試して使ってみたエフェクトボーカルとか、楽器とか、ベースの音が足りないからエレキバイオリンをベースにみたてて、エフェクターで音をもっともっと低くして弾いたらウッドベースの音にしよう…とか、そういう2人だから足りないものを補っていくとか、そういうことをスゴク身近に「ああ、なんか新しいことを試しながらライブしてるんだな」って思いました。たぶん「FULLMOON LIVE」とかは、みんなそういうところを楽しみにしてくれてたりもするんじゃないかなと思って。もちろん流しそうめんとかもそうなんですけど。そういう試みが、例えば新しい楽器でもおもしろいし、こういう楽器を見つけたんだけど、演奏してみようか、とか。

-そういうのおもしろいですね。で、一転して秋の全国ツアーは「OFUTARISAMA」ではないんですよね?

YUKA
そうです。今度はバンドで。中野サンプラザからです。アルバムも作ったし、スタジオだったりとか、気持ち的にも作る方向が内に向くというか、内側に向いてた時期が続いていたので次はホントに私たちであり、お客さんと一緒になって次は私たちが楽しむ時間だよ、って気持ちで「It’s Our Time」ってタイトルをつけたので、まさに、ツアーの流れ的にもバンドメンバーもいて、お客さんもいて、私たちが楽しむ時間になるでしょう、っていう、そういうツアーなんですよね。だからこのアルバムの雰囲気とか、マルゲリータさんの絵の雰囲気とか、アーティスト写真ひとつもそうなんですけど、自分たちのムードとか、お客さんといっしょに味わいたいムードとか、そういうものをコツコツコツコツためてきたものを、このツアーですごくみんなが実感できるようなツアーになるといいなと思っていて、きっと楽しいと思います。

-ライブハウスとかホールとかでもそうなんですけど、やってみたいところとかってあったりしますか?例えば武道館とか。

MASAKI
たしかに、やってみたいってずっと言ってたんですけど。

YUKA
それはあるね。

MASAKI
まだないね。

YUKA
それは、ちょっと武道館の神様に許されてない。

-いままでライブをした場所でここは良かったってありますか?

YUKA
野音(日比谷野外音楽堂)はよかったですね。

YUKA
大阪城の野音(大阪城野外音楽堂)もよかったし。やっぱ野外がすごい好きなので、いろいろ天候とかに左右されやすいところがあるんですけど…。

MASAKI
1回、日比谷野外音楽堂が中止になったことがあるんですよ。雨で。

-中止ってなかなかないですもんね。

MASAKI
そうなんですよ。年に1回の「中秋の名月」をそこでやる予定だったんですけど、中止になって。悔やまれますね。

YUKA
そうそうそう。ホントに「やります?」って聞き返される。雨になったらどうするの?みたいな。武道館もそうだし、日比谷野外音楽堂、大阪城野外音楽堂もやりたい。

-野外はホント気持ちよさそうですね。moumoonの曲と相性も良さそうです。

YUKA
やっぱ、野外のスペースって、なかなかライブすることってない、フェスくらいしかあ…ミュージシャンの人みんなそうだと思うんですけど、なかなか奏でられない。で、やっぱり自分たちでやろうとしても、雨とか天候で悔しい思いをしたりするので、難しいんですけど、その分ホント、雨降ってたけど、晴れた日には、みんなの気持ちがひとつになるというか。さらに私たちは満月ライブっていうのをやっているので、さらにみんな高まるっていうか、そんな気になりますよね。「満月出たー!」みたいな。そういう風になれたいいな。

-最後に、「FULLMOON LIVE」来月は何をやりましょうか?

YUKA
どうしよう。アルバム発売もあるし、ちょっと考えないといけないですね。金沢からお届けってのもいいね。

MASAKI
ボクの出身地なんで。

YUKA
ニコ生は遠くからやったこと無いし。

MASAKI
東京タワーとかはあるけどね。

-じゃあ、凱旋生放送を。

MASAKI
お城をバックに。

YUKA
いいと思うよ。お城をバックにすごい逆光すぎて何も写ってないっていう事になりそうだけど(笑)。すごい絵が荒いかもしれないしね。


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