7月2日の放送回には、「伝説巨神イデオン」「装甲騎兵ボトムズ」「ミスター味っ子」「遊戯王GX」などで活躍中のレジェンドプロデューサー長谷川徹が、先月に引き続き登場。
この日は、「伝説巨神イデオン」の劇場版パネルを囲んでの放送。「アニタメニュース」では、8月14日に新宿RUIDO K4にて行われる宮路一昭プロデュースイベント「TONE'S NIGHT Vol.23」など、いくつかのイベントを宣伝。他にも、宮路一昭が音楽プロデュースを手掛けた鳥取県八頭町のPRアニメ「KISEKIREI ~キセキレイ~」もPR。
「今月の川村万梨阿」では、山口小夜子展に足を運んだ感想をトーク。山口小夜子は、「重戦機エルガイム」に登場したオルドナ・ポセイダルのモデルになった人物だとか。
辰巳出版の本を紹介するコーナー「今月のおすすめの1冊」では、「パチンコオリジナル必勝法デラックス」「春雨ダイエットレシピ100」「居心地の悪い職場から脱出ずる方法」「日本カセットテープ大全」の4冊を紹介。
ゲストコーナーには、先月に引き続き、アニメプロデューサー長谷川徹が登場。長谷川といえば「伝説巨神イデオン」。この日は、劇場版アニメ「伝説巨神イデオン 接触編/発動編」の話から。持ってきたパネルの1枚には、映画「STAR WARS」の影響も投影されていたという話も登場。もう1枚、「伝説巨神イデオン」のメカニカルデザインを担当した樋口雄一が手掛けた細部まで凝った絵は、生で見るともの凄い迫力。
「サイボーグ009」や「三つ目が通る」「超者ライディーン」など、長谷川が持ってきたアニメ台本の数々。「伝説巨神イデオン」の第一話の台本のタイトルが「蘇るイデオン(仮)」(実際には「復活のイデオン」として放送)になっているところが、当時の制作の雰囲気を物語っていた。
劇場版「伝説巨神イデオン 接触編/発動編」は、テレビシリーズがスポンサーの都合で途中で放送が終わった番組を、しっかり完結させるために制作した作品。テレビで出来なかったことを映画で見せつつも、3時間枠に作品を凝縮。当時は、劇場側も3時間は長すぎるという話を、無理矢理押し切ったそう。結果、映画は大ヒット。公開当日は、新宿松竹に徹夜した人たちが続出。若い人たちが多かったことから、劇場側が映画館を開放し、お客を中に泊めていたというエピソードも披露してくれた。
「伝説巨神イデオン」のテレビシリーズ制作のため、複数のチームを編成。当時は、5-6人で作画を行っていた。今は、20人かがり。そこに、時代の変遷を感じさせられた。
あの頃は、原画を一人で書く時代。一話を描くのに45日くらいはかかっていたそう。中には、20日で描きあげる強者な方もいたのには驚きだ。
「装甲騎兵ボトムズ」のOVA制作話では、オープニングをガレージキットを用いた特撮実写で制作した話も登場。スタッフはノリノリで熱意を持って制作。その映像は、DVD-BOXを購入すると見ることができる。セル画の数々では、「けろっこデメタン」のセル画、「科学忍者隊ガッチャマン」や「新造人間キャシャーン」「伝説巨神イデオン」の原画やセル画の数々も紹介。「伝説巨神イデオン」では、戸田恵子がエンディング歌「コスモスに君と」を担当。今でも戸田は、この曲をコンサートでは歌っているとか。
他にも、「ミスター味っ子」の制作話なども、いろいろ飛び交っていた。70-80年代のアニメ作品ファンには、たまらないレアーな話が飛び交っていた放送だった。
次回の放送は、8月6日(木)20時より。次回のゲストは月刊ホビージャパン元編集長、現在は常務取締役の星野康太が登場。。7月16日(木)20時には、「太田貴子のドキドキ倶楽部」の放送が控えているので、宮路一昭プロデュース番組ファンは、こちらも要チェック
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