会場が暗転し「Station 07」のアコーディオンが響く中、スクリーンには昨今のMERRYを紹介するような映像が流れた。ひよこ、路地、千代田線というアイテムに加え、MUSIC VIDEOと各曲のキーワードが次々と繰り出される。最後に<浄化せよ!>という強いメッセージが掲げられるとメンバーが登場、『千代田線デモクラシー』からスタートした。
ライブは初日とは思えない完成度の高さと、ファンの熱狂。2015年、休みなくライブを重ねるMERRYの充実さを感じさせる。
ファンのリクエストを元に決めたという『黄昏レストラン』『montage』『林檎と嘘』『喜劇のタブー』など久しぶりのナンバーも多数披露。ネロは「昔の曲やりすぎた?『NOnsenSe MARKeT』から好きになった人は取り残されてない?」と心配するも、ここはファンクラブ会員限定。心配無用と言わんばかりに大きな歓声が上がる。
1Fツアーでは、結生が「セットリストを固定することでライブの完成度を上げていくことが目標」と言っていたが、次のステップとなる今ツアーでは「MERRYの新旧を織り交ぜ、各地で新たなチャレンジをしていく」という。9月6日からは正真正銘の対バンツアー。ジャンルレスなMERRYならではの相手にも驚きだが、MERRYはそれに負けないくらい様々なカラーを武器にツアーに挑むのだろう。これは期待せずにはいられない。
アンコールにはテツも登場し、そして、ガラの口からEX THEATER ROPPONGIでツアーファイナル公演を開催することが告げられた。5人揃って言いたかったというガラは「MERRYが六本木に…鶯谷だと思っていたんだけど…」と自ら意外性に言及しつつも、「ここを目標にひとつひとつしっかりやって、EX THEATERに 向かっていきます。是非、皆さん一緒にファイナルまで上がって行きましょう」と意気込みを伝えた。「NOnsenSe MARkeT FINAL -最終階-」と題されたファイナルはワンマン公演となり、2016年2月7日(日)にEX THEATER ROPPONGIにて行われる。
更に、この日は『臆病者の眠り方』『ワルツ』が初披露された。『ワルツ』は2013年リリース『ZERO -ゼロ-』のカップリング曲であるが、リリース直前にテツが怪我をしたこともあり披露が長く待たれていた。メンバーも予てより「5人揃ったときに披露する」と言っていたため感慨もひとしお。テツは今年の1月に渋谷公会堂のライブで1曲演奏して以来、少しずつ出演箇所を増やし、演奏時間も徐々に長くなっている。今後も、出来る限り出演していくとのことだ。
まさに波瀾万丈といえる道のりをたどってきたMERRYも11月には活動15年目を迎える。それを記念した初主催フェス「NOnsenSe MARkeT 3F -ラムフェス-」も控え、Grateful Year 2015と掲げたMERRYの勢いは増すばかりだ。皆さん置いていかれないように!
MERRY 2Fツアー開始!「最終階」ワンマンは六本木に
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