写真=SM ENTERTAINMENT
「思ったよりもたくさん愛され、僕たちで自身の記録を破ることができた。運が良かったが、僕たちの本気が伝わったと思う。より長く活動し、僕たちだけの記録を超え続けてみたい。時間が過ぎても東方神起という名前を残したい。誰かが東方神起を見て、夢を育む勇気になるなら、もっとがんばって活動する」
7日午後、ソウルオリンピック公園内の体操競技場で「TVXQ! SPECIAL LIVE TOUR - T1ST0RY -」が開催された。今月6日に続き、東方神起は2万4千人の観客を動員した。タイトル「T1ST0RY」は、東方神起の10年の歴史を凝縮したものだ。東方神起(TVXQ)と“HISTORY”、デビュー10周年を意味する数字1と0を組み合わせた。
デビュー4000日を迎えた東方神起は、10年以上トップを守り続けたグループらしく、公演のスケールも大きかった。3Dマッピング、レーザーパフォーマンスをはじめ、16×8.5mの大型LEDスクリーン及び2台の中継スクリーン、90度に立てられるフロアLED、階段型のリフト、ターンテーブル、ムービングステージなどの舞台装置を設けた。韓国では初めて公演会場の天井にまでプロジェクタービームを照らし、ステージの立体感を生かした。
東方神起は今年1月に発売した7thアルバム「TENSE」のタイトル曲および収録曲はもちろん、「Why? [Keep Your Head Down]」「Catch Me」などのヒット曲と日本シングル曲「Somebody To Love」と「Android」の韓国語バージョンなど、28曲のレパートリーを披露した。
強烈だったり甘かったり…東方神起の呼吸
「Catch Me -If you wanna-」「Double Trouble」「Rising Sun」でオープニングステージを披露した東方神起は、強烈なパフォーマンスで3時間の公演を始めた。ユンホとチャンミンは華麗なダンスで呼吸を合わせ、ワイルドな男の魅力を発散した。ステージ上で断然視線を引きつける東方神起のカリスマ性を一目で確認させた。
しかし、映像が流れた後、再びステージに現れた東方神起はまったく違う姿を見せた。着替えた衣装のように二人は「信じたくない話(How Can I)」「Love In The Ice」「今夜(Moonlight Fantasy)」「あなたの男(Your Man)」を通して甘いバラードと甘い男に変身した。激しいダンスの代わりに、しなやかな身体の動きとナチュラルなポーズで観客の熱気をさらにヒートアップさせた。
東方神起の変身は止まらなかった。「Catch Me -If you wanna」「Rising Sun」「Something」「SURI SURI[Spellbound]」「Why?」を新しい振付で再解釈し、従来のステージとは異なる形式で披露した。ステージ上にキャンプセットを作って、一緒に旅行に行くというコンセプトを作った東方神起は、アコースティックステージも準備した。「信じます+My Little Princess+You Only Love+Tonight」、「楽園(Paradise)+She+あなたは僕の歌(You`re My Melody)」は二人のメンバー自ら選んだ収録曲をアレンジし、ライブバンドと共演を試みた。
チャンミンの腹筋、ユンホの余裕…東方神起の変身
東方神起はソロステージも準備した。最初はチャンミンが飾った。すでに上半身裸になることを予告していたチャンミンは、東方神起の7thリパッケージアルバム「SURI SURI」に収録された「Heaven's Day」に合わせ、セクシーな男に変身した。自ら作詞した曲に合わせ、チャンミンは絶頂の瞬間、来ていたシースルーシャツのボタンを外し、2ヶ月間鍛え上げた腹筋を露出し、観客の歓声を大きくした。
続いて、ユンホは本人の自作曲「Bang」を披露した。これに先立ち、ユンホはこの曲について「ニュージャックスウィングにセクシーなメロディを乗せ、ヴァンパイアをイメージして作った曲だ。ダイナミックな東方神起の強いパフォーマンスとは異なるカラーを見せようとした」とコメントした。実際、ステージの上でユンホはダンサーたちとチームを組み、迫力がありながらも余裕のある魅力を発散した。
「僕たちはどんなミスにも慌てない。11年目のプロ歌手だから」と冗談を言うユンホと、ファンのリクエストで見せてくれる愛嬌のある表情さえも恥ずかしがるチャンミン。二人はルックスと同じように性格も違った。そのような性向がむしろ良く合い、公演の雰囲気のバランスを取った。ステージの上で強烈だったビジュアルの代わりに、親しみのある話し方と行動一つ一つに笑いと歓呼が繰り返された。
デビュー4000日を超え、限界を破る…東方神起の覚悟
本格的な公演の前に東方神起は記者会見を開き、コンサートの準備過程とこれまでの10年間の活動について振り返った。2年ぶりの単独コンサートでときめく心境をあらわにした東方神起は、「準備をしながらたくさんのことがあって、さらに愛着が湧いた。特に、今日はデビュー4000日になる記念日なのでより楽しく、嬉しい」と明るい笑顔を見せた。
東方神起は「11周年に向かっている。東方神起という名前で長く活動していることに感謝している。今でもたくさんの人から愛されている。僕たちの本気が伝わったようだ」とし、「僕たちが誰かの希望になり、夢になっている。だから僕たちは公演にさらに集中し、本気で取り組もうとしている。ステージの上で意外な面を見せられるアーティストになりたい」と誓った。
「Something」「SURI SURI」「Why?」でエンディングステージを飾った東方神起は、「TEN」「Here I Stand」「いつもそばにいるよ(Always With You)」をアンコール曲に選び、さらに会場を盛り上げた。
東方神起は今月6日、7日のソウル公演を終えた後、今月13日に台湾・台北アリーナでツアーを続けていく。
チャンミンの腹筋、ユンホの余裕…東方神起デビュー11年目の変身(総合) TVREPORT
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