写真=「ヒーラー」放送画面キャプチャー
“韓国的な感性を見せる大作ドラマ”を標榜した「ヒーラー」がアクションと調和した愉快なシーンで没入感を高めた。
チ・チャンウクは「ヒーラー」の先頭に立ち、スピード感のあるアクション演技を見せながら大活躍し、ユ・ジテは重い存在感でドラマのバランスをとった。チ・チャンウクとユ・ジテの阿吽の呼吸が「ヒーラー」への期待を呼び起こした。
8日に韓国で放送スタートしたKBS 2TV新月火ドラマ「ヒーラー」第1話では、それぞれのキャラクターについての説明が速やかに行われた。同日には、健康美を披露しながらゲームをしているソ・ジョンフ(チ・チャンウク)の姿が初登場した。ジョンフはゲームの中のキャラクターと絶えず対話しながらゲームをしていたが、仕事を与えるミンジャ(キム・ミギョン)の電話に汗に濡れた服を脱いでしっかり鍛えられた腹筋を披露し、出かける支度をした。軽い身のこなしで初登場から視線を集めたジョンフは、夜の便利屋のヒーラーとして活動するが、明るくてとぼけた性格の人で、限りなく真剣になるべき状況でも子供のように不満を漏らすハツラツとしたキャラクターがドラマの強弱を調整した。
コ・ソンチョル(イ・ムンシク)と接触しろというミッションを受けた彼は、地下鉄でライバルの便利屋と対決した。エッチな写真でライバルを混乱させたジョンフは、彼の情報を全て横取りした後、彼らとの本格対決に備えた。ジョンフは地下鉄から飛び降り、暗いトンネルの中で臨場感溢れるアクションを披露し、危険なアクションシーンを終えた後「たかが500万ウォン(約50万円)でこんなことまでするか」と鬱憤をぶつける姿で笑いを誘った。
最先端の装備で武装し、ドラマの中の空間を全て使うようにブンブン飛び回るチ・チャンウクの姿は見るだけで爽快感を与えた。劇の全面でレベルの高いアクション演技によく鍛えられたボディまで、見る楽しみを与えたチ・チャンウクはKBSの期待作である「ヒーラー」の主人公として遜色がないという反応だ。
スター記者キム・ムンホ役のユ・ジテは、登場だけで圧倒的な存在感を披露した。彼が現場に登場すれば、それだけで特ダネになる状況だ。キム・ムンホは隠された真実に誰より先に深くアプローチする姿を見せ、彼の活躍への期待を高めた。ユ・ジテは鋭い眼差しと真実を追究する真剣な声だけで信頼感を与え、彼が過去と現在を繋げるキープレイヤーとしてどのように活躍するのか、期待を高めた。信頼感を与える俳優ユ・ジテが社会に自分の主張を言うことができるスター記者に扮したことで、キム・ムンホのキャラクターに自然に深さが与えられた。セクシーでカッコいい記者、キム・ムンホに扮したユ・ジテがしっかりと中心をとり、さらに安定感が増した。
インターネット新聞社「SOMEDAY NEWS」の記者であるチェ・ミョンシン(パク・ミニョン)は宅配員に偽装してトップスターの家に潜入し、特ダネを獲得するという一念で働く姿で視線を引きつけた。ヨンシンは下っ端で苦労しながらもいつも元気なキャラクターだ。唐突な声で特ダネ一つだけを見て走っていくドタバタ記者がキム・ミンホに会ってどう変わっていくのか、関心を集める。パク・ミニョンは前作よりさらに明るく、ハツラツになった姿でドラマに爽やかな印象を与えた。スター記者キム・ムンホを夢見る新人ヨンシンの成長ストーリーがソ・ジョンフ、キム・ムンホの話とどうのように調和していくのかも気になる。
「ヒーラー」は政治や社会の正義のようなものはただ縁起の悪い単語だと思いながら生きていた若者たちが、親世代が残した世の中に立ち向かう、痛快で不埒なアクションラブコメディだ。「砂時計」のソン・ジナ脚本家と「製パン王キム・タック」のイ・ジョンスブプロデューサーがタッグを組んだ。
元記事配信日時 : 2014年12月08日23時05分 記者 : クォン・ジヨン
放送開始「ヒーラー」チ・チャンウク&ユ・ジテの“阿吽の呼吸”が光った…順調な滑り出し OSEN
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