彼女が、レコーディング音源に近い高音質音源を手軽に楽しめるハイレゾルーションオーディオ、いわゆる“ハイレゾ音源”の時代の到来を見据えて昨年10月に発刊され好評を博している「ウォークマンぴあ」(ぴあ刊)発刊記念トークイベントに出演した。
同イベントは“音楽のミライとツナガルオモイを語ろう”と銘打って開催され、ハイレゾの可能性が注目を集めるアーティストを代表して藍井エイルがゲスト出演し、その魅力やハイレゾがもたらす、未来の可能性について語った。
雑誌「ウォークマンぴあ」におけるインタビューで初めてハイレゾ音源を体験したという藍井エイルは、「ハイレゾ音源は広がりがあるなというのが第一印象。細部の音までよく聞こえて、空間を体で感じられる音質だと思いました」と、その衝撃を振り返る。
その後、ハイレゾ音源で自身の楽曲を聴くようになったが、「改めて思ったのは耳が疲れないということ」とも。
「自分の楽曲でもハイトーンが多いので、音が耳に突き刺さるようで痛くなることがあるのですが、ハイレゾだとそういうことがないんです」と高音質で耳への負担が少ないと強調した。
藍井エイルは、聴く側としてだけでなくアーティストとしてハイレゾだからこそできること、今後やってみたいことが数多くあるようで、これまでも歌い手として「誰にも伝わらないような小さなことにこだわってきた」と語り、「語尾を上げる歌い方も、(従来の)CDではよく耳をすまさないとなかなか聴こえないけど、ハイレゾだと感じられる。
こだわりを持って、細部まで大事に歌ってきたので、それを感じてもらえるのは、歌い手として嬉しい」と笑顔を見せた。
さらに「私自身、カラオケの音源で歌うイベントは多いので、それをハイレゾにしたらどうなるのか?新たな音楽の楽しみが広がるので、いつかできたらいいですね。『ツナガルオモイ』もコール&レスポンスの部分があるので、ライヴ会場でファンの声を録音して、ハイレゾで使ったりできれば」と、ファンまでもが作り手となりうる、これからの可能性を口にした。
現在、同トークイベントが実施された東京・銀座SONYビル8F OPUS(オーパス) で、藍井エイルなどのミュージック・ビデオを、200インチの大型スクリーンと、ハイレゾ音源で楽しめる。
ソニービルでしか聞くことのできないメッセージもハイレゾ音源で再生しているとのことなので、気になる方はこの機会にチェックしてみよう。
藍井エイル「ウォークマンぴあ」イベント出演「ハイレゾでやりたい事いっぱい」
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