残酷な音楽界の4月…アイドル、ラッパー、ボーカリスト、ベテランまでスターたちの熱い戦い!

写真=YG、JYP、Jellyfish、MYSTIC89

いつもより厳しい、そして残酷な音楽界の4月。

4月の音楽界は「聞きたい歌も多く、見たい歌手も多い」と関係者たちは声を揃えている。アイドルにラッパー、ボーカリスト、そしてベテランまで、ファンと世代を問わず歌手たちがそれぞれ自分の役割を充実に果たしているのだ。

アイドルとしてはEXOとmiss Aがいる。先月30日に揃ってカムバックした彼らは、それぞれアルバムと音源で成功している。EXOの「CALL ME BABY」は、音楽配信ランキングで上位圏にランクインしながらも、ずば抜けたアルバム販売量で各アルバム販売量集計サイトで1位を総なめにしている。

miss Aは音源クイーンだ。「Only You」で各主要音楽配信ランキングで大衆の人気を示す音源1位を占め、“第2の全盛期”を迎えたと評価されている。

“師弟間の競争”という珍しいシーンも演出された。12日に1年7ヶ月ぶりにアーティストとしてカムバックしたパク・ジニョンの新曲「Who's your mama?」は、公開直後に1位に上り、同じ事務所の後輩miss Aの行路を塞いだというジョークまで出てきた。だが、もちろん事務所内の雰囲気は「悪いわけがない」そうだ。

YG ENTERTAINMENTも、4月にヒップホップデュオJinusean(ジヌション)の活躍で2015年を華やかにスタートした。15日に公開されたJinuseanの「TELL ME ONE MORE TIME」は公開後、2日間連続で音楽配信1位を占め、Jinuseanは14年ぶりに1位という感激に見舞われた。なんと11年ぶりのカムバックが、甘い成果につながったのだ。

そのような中で、トップクラスのバラード歌手たちも登場し、ジャンルを豊かにしている。パク・ヒョシンは改めて“ゴットヒョシン(神の意)”であることを証明した。今月5日に公開された「Shine Your Light」は、特に先行広報を行っていないにもかかわらず全ての音楽配信サイトを総なめにし、イ・ムンセは今月7日、なんと13年ぶりにカムバックして底力を示した。Brown Eyed Soulのナオルをフィーチャリングしたイ・ムンセの新曲「春風」は、新しいシーズンソングの可能性を示した。

ヒップホップも、依然として人気ジャンルの座を固めている。Mnetの女性ラッパーサバイバル番組「UNPRETTY RAP STAR」の楽曲の人気は衰えを知らない勢いを見せている。Primaryが今月9日に公開した新曲「See You」は一気に1位を占め、音源強者の貫禄を見せつけ、San Eがラップを歌いMCグリーをフィーチャリングした「皆が僕の足の下(On Top of Your Head)」も話題になりながら音楽配信ランキングで上位圏にランクインしている。

加えて、“逆走行の神話”となった「Up & Down」のEXIDは今月発表した新曲「AH YEAH」で改めて評価を受ける構えであり、個性派グループBlock Bは初めてのユニットBASTARZを出撃させ、「品行ゼロ」でトップの座に登った。Dal★Shabetはメンバースビンの自作曲で構成した8thミニアルバム「JOKER IS ALIVE」で15日にカムバックした。

ここにMnetのオーディション番組「SUPER STAR K」出身のシン・ジスがついに正式に歌手デビューを果たし、既にユニークな自分ならではのカラーを持つミュージシャンとして認められているキム・イェリム、そして“さらに綺麗になった”というパク・ボラムが今月末にカムバックする。

新しいガールズグループもいる。THE ARKはタイトル曲「光(The Light)」で12日にSBS「人気歌謡」の生放送を通じて破格のデビューステージを飾り、グループB1A4の妹グループとしても知られたOH MY GIRLは20日に1stミニアルバム「CUPID」の音源とミュージックビデオを公開する。

音楽番組への出演希望者がなんと約50チームに至ると言われるほど、いつよりも厳しい競争が繰り広げられている。広報もやはり放送、メディア、ストリートライブ、動画撮影、口コミなどあらゆる方法を動員している。しかし、このように厳しく激しい競争の中でも、16日だけは違う雰囲気だった。同日、セウォル号沈没事故1周忌を迎え、ほとんどの芸能事務所は広報を自粛した。


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