武藤彩未 渋公19歳誕生日ライブで「武道館に立ちたい!」決意表明

武藤彩未が19歳の誕生日である4月29日に東京・渋谷公会堂にて、ソロデビューわずか1年で自身最大規模、初のホールライブとなるワンマンライブ「BIRTH」を開催した。

オープニングは、武藤彩未のライブの始まりを告げるように、時間軸を超えて行くようなサウンドとイノセントなボーカルが混じり合う『ナウシカREMIX』をBGMに、まずはバンドメンバーが登場し会場を盛り上げてゆく。

そして、カラフルなワンピースに身を包んだ武藤が幻想的な照明の中登場すると、今回の渋谷公会堂のライブをファンと一緒に作って行きたいという想いを武藤自身が作詞した『Are You Ready 2015』からキラキラした透明感のある歌声で満員の渋谷公会堂に歌いかけ、会場との距離を一気に縮めると、「最初から盛り上がっていくよー!」と、『Doki Doki』『Seventeen』というキュートでキャッチーなナンバーを披露し、冒頭から既に会場はヒートアップ。


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「ここは本当に憧れの場所で、1曲目から涙がでちゃいました。全力で最後まで歌わせて頂きます。」と深々と頭を下げて、続く『女神のサジェスチョン』へ。彼女が大きく影響を受ける80’sアイドルソングと、球体に浮かぶ宇宙空間を思わせる映像と照明の展開に会場は魅了されていく。

前作アルバムの表題曲『宙』では会場全体が羽根が拡がる様なミラーボールと照明の演出で、会場からは感嘆の声が挙がっていた。サポートメンバーによる幻想的な演奏の間に早替えをすませ、白のテールスカートとイエローベースのカラフルなワンピースを組み合わせた衣装で再登場すると、最新アルバム収録から『Daydreamin’』をライブ初披露し、自身も「たくさん練習した」と語る高速テンポの楽曲を一気に歌い上げた。

中盤戦はバラードパートへと進み、「せっかく座席がある渋谷公会堂なので、ここからは座って聞いて下さいね」というと、武藤彩未の真骨頂である歌唱力を武器に『風のしっぽ』『とうめいしょうじょ』の2曲でファンタジックな世界に、さらにはアコースティックバージョンでの『永遠と瞬間』では途中、アカペラだけで歌うなど、イノセントな楽曲が伸びやかな歌声で会場に響いた。

会場全体が武藤の声に魅了されたところからはライブも終盤戦。「汗だくになって帰って頂きますから覚悟してくださいね!」という言葉から、後半戦に突入。

途中彼女の19歳の誕生日を祝うサプライズの演出も交えながら、「今年も最高の1日を迎えられています!ボーカル武藤彩未です!」と高揚した様子のまま、「A.Y.M.X」と呼ばれる武藤のライブでは恒例となった、彼女自身の名前を呼ぶコール&レスポンスを経て会場のボールテージは最高潮。「皆さんもっともっと盛り上がっていただけますかー」という武藤の掛け声とともにライブのキラーチューン『RUN RUN RUN』『パラレルワールド』『A.Y.M.』『交信曲第1番変ロ長調』と立て続けに、EDMとロックが融合したアグレッシヴなナンバーでライブ本編を駆け抜け、本編ラストとなるロックナンバー『OWARI WA HAJIMARI』へ。

キラーチューンで畳み掛けた勢いそのままにラストまで歌いきると、「19歳になった私と一緒に、19回ジャンプしてもらえますか?」と、会場全体とともに19回のジャンプで会場を揺らして本編を終えた。サポートメンバーがステージを後にした中で、武藤彩未1人がステージに残り、先ほど演奏した『A.Y.M.』の途中で歌詞が途切れてしまったハプニングを「すごく悔しい」と語った上で、「このままじゃ終われないのでもう一回歌ってもいいですか?」と急遽サポートメンバーを呼び戻し、まさかの『A.Y.M.』の2回目の演奏という突然の出来事にながら、彼女のストイックさと、ライブに真摯に向き合う姿にファンは大歓声を上げて答え、改めてライブの本編を終了した。

アンコールの声援が鳴り止まない中、この日限定のライブTシャツをカスタマイズして再び登場した武藤から、渋谷公会堂に向けて作られた新曲がある事が告げられる。「先週出来上がったばかりで、まだ未完成な楽曲だけど、今日ここで皆さんと共に完成させたい!」とアグレッシブな新曲を含む4曲を披露すると、「渋谷公会堂に連れて来てくれてありがとうございます。私は私の憧れの人達が立ってきている日本武道館にやはり立ちたいです。自分の夢に向かって努力し続ける19歳になりたいです。」と改めて、彼女のソロとしての大きな夢である日本武道館へ向かって行く想いをファンと共有しアンコールのステージを後にした。

しかし、それでも興奮が収まらないファンからの声援を受け、再び登場。「そしてこれからも皆さんを彩れる人になりたいです。これからもずっとずっと見守ってください!」と、自身の名前も入った『彩りの夏』を披露。「また一緒に熱くなろうねっ!今日はありがとうございました!」と、マイクを使わずに会場2階席後方まで届く大きな声で、ファンへの感謝を述べた。2時間半以上に及んだ初のホール公演は、歌唱力・振り付け・存在感に加え、美術・衣装・照明・映像による演出も含め、様々な要素を余すところなく見せ付けた。

昨年のデビュー以降わずか1年で渋谷公会堂を即日完売。ソロとして新しい挑戦をし続け日々成長を遂げながら、ソロアイドルとしてはトップクラスの存在になりつつある武藤彩未。

2015年の活躍をさらに期待させるメモリアルな公演となった。興奮冷めやらぬまま、6月には9日・10日の2日間に渡り、渋谷クアトロで「A.Y.M. ROCKS」と題して約半年ぶりのライブハウス公演を開催。チケット一般発売は5月10日(日)よりスタートする。

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