シングルのリリースについては、5月10日に新宿LOFTで行われたツアー初日で、すでに告知されていたが、発売日、タイトル、そして最新アーティスト写真がこの初披露に合わせて公開された。
今回のツアーは、MERRYが一緒に鳴らしたいバンドとしのぎを削る対バンツアーで、5月30日の福島公演では盟友・鴉と競演。「このツアー、初期衝動のツアーになっています」というネロ(MERRY/Dr)の言葉どおり、まさに衝動と衝動とのぶつかり合い、両者ともに汗だくの熱いステージを展開した。
このツアーでは毎回対バン相手とコラボするコーナーを設けていて、その異色コラボに各地大きな盛り上がりを見せているのだが、この日はアンコールでステージに近野淳一(鴉/vo&G)を呼び込み、MERRYと近野とでデュエット曲「想い出サンセット」を、そしてガラ(MERRY/vo)と近野によるアコースティックでの『クライシスモメント』を熱唱。情感豊かに歌い上げる両ボーカリストの共演に会場は酔いしれた。
新曲『Happy life』が披露されたのは、Wアンコールでのこと。怪我療養中のベーシスト・テツもステージに登場し、5人揃った状態での初演奏となった。
「納得のいく歌詞ができたなと思っています。より研ぎすまされた感じです。今、超前向きなんですよね」とガラが心情を語り、「ありのままというか、目の前にいる人を大切にしたい、という思いを込めました。まっすぐな気持ちを受け止めてください」と、『Happy life』に込めた思いを真摯に伝えた。
アルバム『NOnsenSe MARkeT』の流れを汲む音色に、彼らが青春時代に聴いていたであろう90年代青春パンクのエッセンスを練り込んだメロディ、そしてたくさんの“思い”を経験したからこそ言える“Happy”という言葉。この『Happy life』に描かれているのは、どんな苦境の中でも前に進み続けた彼らのMERRY的幸福論であり、彼らが前に進むための原動力でもある。
Grateful Year 2015「NOnsenSe MARkeT 1F」は、いよいよ中盤戦に突入。7月18日のファイナル公演まで、様々なジャンルの猛者たちとの共演が続く。さらに6月8日、スピリチュアルの第一人者・秋山眞人のトークライブ「秋山眞人の神秘力」にガラと結生のゲスト出演が決定。都内周辺のパワースポットの紹介から、MERRYの前世にまで迫るとのこと。どんな話が飛び出すのか、こちらも注目だ。
結成15年目を迎えるMERRYが辿り着いた幸せの定義「Happy life」。
今、MERRYは何度目かの青春を謳歌している。
MERRY アンコールでNEWシングルを初披露!
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