当日はリハーサル時点でもなおしとしと小雨が降る梅雨らしい天気となったが、ライブが始まる17時半を過ぎた頃には、集まったファン3000人と彼女たちの強い思いが天に通じたのか雨は止んだ。
今回の野音ライブは“お祭り”がコンセプトということもあり、いつもの『overture(仮)』がお囃子風にアレンジされ、メンバーの衣装も法被をモチーフにした威勢のいいものだ。切り込み隊長の佐藤綾乃が「みなさんの熱い魂をぶつけて来てください!」と煽ると客席からは地鳴りのような歓声が呼応する。お祭りを記念し、特別(?)に佐保明梨が空手の形を披露で、お祭り騒ぎは序盤から最高潮。
メンバーが突然客席に飛び込みパフォーマンスするという嬉しいハプニングもあった。古川小夏は客席のど真ん中で自撮り棒を使って写真を撮るなどしてはっちゃけた。「この写真、私のTwitterに載せるから、みんな見てね!」とアピールも欠かさない。
『キラキラミライ』披露に前に関根梓が「みなさんの魂を左の拳に込めて、全部私たちにぶつけてください!残した人は帰さない!」と煽り大歓声を浴びた。
『夕立ち!スルー・ザ・レインボー』を歌った後森咲樹が「この歌は大きなステージで歌おうねってみんなで言ってたんだよね。ほかのアーティストさんの日比谷野音の画像を見て、サイリウムがこんなにきれいに見えるんだって思ってたけど、今日7人でその景色が見られて感動しています。サイリウムが虹みたいできれいだねえ。」と感慨深く語った。
中盤、8月18日発売の新曲『アッパーレ』の初披露時には、客席に向けて放水がなされ、夏の野外ライブ気分をさらに盛り上げた。そのあと『ジャンパー!』『チョッパー☆チョッパー』とアプガLIVEではおなじみのアッパーチューンで息もつかせぬ怒涛のパフォーマンス。
ライブ前の囲み取材で佐藤がテンションを上げていたアイドルらしい衣装に着替え『美女の野獣』などを披露。最後はやはりアッパーなその名も『アッパーカット!』で本編は終了。
鳴り止まぬ「アンコール」の中再登場した7人は『サイリウム』で客席をひとつに。とっぷり暮れた野音の客席に無数に輝くサイリウムの幻想的な景色に関根が瞳を潤ませ、新井愛瞳に肩を抱かれる一幕も。「いやあ、ほんとに私たちは幸せ者です。」とまた涙が溢れていた。
「こんなに楽しみだった、日比谷野音のライブが、あと1曲で終わろうとしています。私たちもずっとこうしていたい。でも私たちにはまた目指すところがあります。これからもいろんなことがあるけど、みんな離れないでアプガに付いて来てください!」とメッセージを送った。
アンコールの最後はメンバーがなんと水着姿になってふたたび客席へ。ひときわ高い歓声と盛り上がりの中、ウォーターガンを持ってファンに感謝の水攻撃!会場は泡を吹きだす装置も稼働して、ファンは風呂でも入ったように泡まみれに。ファン、メンバーが一体となった“お祭り騒ぎ”は名残惜しくも幕を閉じた。
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アプガ野音で乱舞「熱い魂全部ぶつけて!残したら帰さない」
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