f(x)、1年3ヶ月ぶりにカムバック…さらに厚くなった友情「デビュー時に戻った感じです」

写真=f(x)公式Facebook

1年3ヶ月は本当に長かった。

「4 Walls」をリリースして1年3ヶ月ぶりに電撃カムバックしたf(x)は、「とても嬉しいです」と言いながら笑った。

2009年にデビューして、今年でデビュー7年目のf(x)。デビューしてから最も長い空白期間だった。その1年3ヶ月間には、デビュー後最も大きな逆境もあった。4人組への再編。一部の人々からは、f(x)の未来に不透明な展望が出たりもしていた。

世間の視線が集中したカムバック。負担にならなかっただろうかと思ったが、無駄な心配だった。音楽番組の控え室で会ったf(x)のビクトリア、エンバ、ルナ、クリスタルはわいわいと賑やかだった。4人のメンバーは、友達であり姉妹だった。

「これまでそれぞれ忙しくて長い間会えませんでしたが、久しぶりに皆で一緒に集まると嬉しくて楽しいです。以前のデビュー時に戻った感じです。初心も再び沸いてきました」

4人組なので何か変化しなければならないという負担のようなものはなかった。そうしたものはf(x)のスタイルでもなかった。リーダーのビクトリアは「私たちが休まずにしてきたことを、ファンと世間にさらによく披露しよう」と強調した。

写真=SMエンターテインメント


「f(x)は毎回新鮮で、少し特別じゃないですか」

タイトル曲「4 Walls」はまさに、f(x)が追求してきた新鮮さと特別さの結晶体だ。以前から独自の道を歩んできたf(x)は、「4 Walls」でいわゆる“清純派”“セクシー派”で分けられるK-POPのガールズグループの典型的構図から完全に離脱した。夢幻的な音の流れに抽象的な歌詞。口ずさむように吐きだすf(x)の歌声は、深い夢を見るような感情を呼び起こす。

クリスタルは大衆的でないジャンルであることを認めながら「『4 Walls』は好き嫌いが分かれるだろうと思いました」と言った。ただし「極めて私の好みなので、私は『4 Walls』がタイトル曲候補の中で最も好きでした」と告白した。好きな歌を楽しんで歌うのが、まさにf(x)スタイルだ。

メンバーの中では、ルナだけが唯一他の歌をタイトル曲に推した。デモ曲だけを聞いて電子音が基本の「4 Walls」がとても難しく感じられたという。だが直接メンバーの声でレコーディングして、f(x)のスタイルに変えて歌ったら、ルナもその時初めて「とても良いね」と言いながら瞬時に心が一つになった。

久しぶりに帰ってきただけに、手ぶらでは戻って来ない。特別なプレゼントも一緒だ。ファンたちが待ち望んでいた初めての単独コンサートを2016年1月に、デビュー7年目にしていよいよ開催することに決めたのだ。「やりたいことがものすごく多いです」というf(x)だった。

「EXOのメンバーらと共にコンサートをしたり、SMのワールドツアーも巡ったりしましたが、個人的には『私たちf(x)はいつするの?』という欲がありました。いよいよコンサートをすることになると、大きな重さ?または、負担?そうしたものがなくなりました。『わー!ついに私たちのコンサートをするんだな!』という感じです。(ステージの上で)楽しく遊ぶことでしょう」

エンバの話を受けて続けたルナは、やはりニックネーム“ビタミン”らしかった。「タイトル曲より収録曲を中心にたくさんしたいです。大切にしている曲が多いです。お見せしようとしても披露できなかったステージも多いです。期待してください!」

1年3ヶ月間の心配とは異なり、f(x)はさらに友情が厚くなっていた。顔は全員明るく、意欲もあふれていた。特に、茶目っ気たっぷりのエンバの韓国語の実力は、日進月歩に伸びていた。目標を尋ねると、ちょうど音楽番組の録画の番になって席を外さなければならないと言い「申し訳ありません」とあわてて立ち上がりながらも、目標を叫ぶエンバの声は明るかった。

「目標は!私たちが集まった時にいつも話したことあります。どんなことがあっても、『f(x)という私たちの特色を維持していけたら嬉しい』ということです。ところで、その特色というのは決まっていませんから、私たちは何でも全部することができますよ!」


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