2PMの本当の独り立ち…挑戦して、成長し、余裕を取り戻した6人


写真=TVレポート DB


2PMにとって4thフルアルバムでカムバックしたのは特別な意味がある。デビュー7年で初めてJYPエンターテインメントのパク・ジニョンから離れた。メンバーJun. Kがプロデューサーとしてアルバムを仕上げた。いつよりも2PMらしい、2PMがやりたかった音楽でファンの前に堂々と立った。

Jun. K vs パク・ジニョン…2PMの挑戦


Jun. Kは長い間音楽の勉強をしてきた。曲を書き続けたが、2PMのタイトル曲になるとは予想できなかった。曲を作ったJun. Kも、共に歌う2PMにとっても光栄だった。Jun. Kはいつか必ず「Go Crazy」というタイトルの歌を作りたかった。すぐに現実になり、2PMのメンバーと一緒にステージでパーティーを開いた。

「ディスコハウスジャンルで、パーティー風の歌だ。2PMのメンバー全員がステージの上で一心不乱になろうと合意した。コミカルな姿も見せたかった。ミュージックビデオもみんなで狂ったように遊んでみようという感じを収めた。音楽は世に出るとすべての人々の歌になる。みんなでコミュニケーションをとらなくては」


「Go Crazy」誕生の背景には激しい競争があった。2PMの新しいタイトル曲の受付終了日、パク・ジニョンとJun. Kが競り合った。パク・ジニョンはすでに2~3曲を準備していたが、Jun. Kは当日6時間で曲を仕上げた。会社のスタッフが集まってタイトル曲を選定した。みんなJun. Kの曲を絶賛した。とりわけパク・ジニョンだけが歌を聴き直してみようと要請した。結局、最終的にJun. Kの「Go Crazy」に決まった。Jun. Kは信じられなかった。


「夢のような話だった。決まった瞬間、母に電話して泣いた。僕の自作曲が2PMのタイトル曲になるのはすごいことだ。いつもパク・ジニョンがするため、想像したこともない。JYPの中でパク・ジニョンの影響力は絶対的だ。後にパク・ジニョン兄さんも褒めてくれた(笑) この曲を通じてセルフプロデュースができるグループとしてアピールすることができて嬉しい」


完全体 vs 6人…2PMの成長


2PMの6人のメンバーニックン、ウヨン、ジュノ、Jun. K、テギョン、チャンソンは個人活動を精力的に繰り広げ、韓国以外の国を行き来しながら並行している。そんな中、熱愛説も浮上し、様々な噂も広がった。しかし、そうなるたびに2PMは悠々と笑い飛ばした。6人の青年に私生活も恋もあるのが当然だから。

「仮想夫婦生活を送っていると、果たしてどこまで見せられるのかと思いながら努力する。せっかく始めたことなので頑張らなければならない。頑張りすぎたのか、スキャンダルも出る。それが人気の尺度だと思う。むしろ出ないのがおかしいかもしれない。芸能人も人間だから、熱愛説もありえるし、実際に交際することもできる。みんな、まあ、いいじゃないか。ハハハ」



2PMは音楽で大衆に容易に近づきたい。2PMを見て楽しく、面白く、愉快になってほしい。これまで2PMは暗く重いパフォーマンスを主に披露してきた。だから、今回の試みは期待半分、負担半分で始めた。

「今回うまくいかなければ再びパク・ジニョンの懐に入らなければならない(笑) 僕たちの気持ちいいファーストステップ、それ自体が大きな意味を持っている。ほかの色、僕たちだけの色を見せたかった。誰一人がこだわったわけではなく、水が流れるように自然と進んだ。僕たちが認められた気がする。もちろん1位にもなりたい。でも、目の前の成績よりも成長した2PMを見せられるのが僕たちの目標だ」


アイドル vs 7年目…2PMの余裕


2PMは韓国と同じくらい日本での活動も多い。その分、韓国にオールインできない状況だ。その間、2PMの後輩たちがたくさんデビューし、同じ頃にデビューしたグループはずんずんと攻め上った。韓国であまり見ることができない2PMに対するファンの寂しさも大きくなった。

「2013年に発売したアルバムの成績が良くなかった。ダブルタイトル曲で活動し、視線が分かれた。でも、そのアルバムがなかったら2014年の2PMもない。成績は良くなかったが、きっと学んだことはある。音楽とは別に、韓国内外のスケジュールが多い。メンバー別にスケジュールも異なるため、韓国での活動を短く感じることもあると思う。韓国ファンの欲求を解消させるのは容易ではない(笑) もちろん僕たちも短い間にもう一度勢いを見せたい(笑)」



今年でデビュー7年目を迎えた2PM。今は心の余裕を取り戻した。互いの理解の仕方も変わった。考える枠も変わった。どんな活動にしても反応が振るわず、それを賢明に過ごす方法を学んだ。そのためアルバムで、コンサートで見せることができるようになった。

「2PMの始まりはアイドルグループだった。でも、従来のアイドルのイメージとはかなり異なっていた。輝かしいイメージではなく、お酒も飲みそうで、親しみのあるイメージだ(笑) どんなにステージの上でかっこいいフリをしても、結局僕たちはピエロ、芸人だ。僕たちは10代の好みに合わさず、すべての人々が共感できる歌手になる。人間臭いアイドル2PMに」





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