中野サンプラザで12月20日、21日の両日公演が行わた。のっけからアルバム1曲目に収録されている『クロレソルフェージュ』で華々しくスタート。
たたみ掛けるように筒美京平作曲 『ちょこっとHONEYCOMB』、TGMX田上修太郎楽曲『週末シンデレラ』、沖井礼二作曲『Sinfonia! Sinfonia!!!』で会場は一気にヒートアップ。あやちの衣装もブルー&オレンジを基調とした太い縦縞模様のキュートな衣装。所せましとステージで 歌いまくる。
丹下桜作詞『マシュマロ』を歌い終わると舞台は暗転から映像コーナーへ。冒頭で紹介されたこのライヴの為だけに作られたアニメーション「ク ロレちゃん」と「クロレ姫」の物語。映像でお城を抜け出す二人。。。すると暗転からスポットがかざされた先には竹達が赤ずきん姿で登場。
先ほどの映像の中でクロレ姫がお城を脱走する際に来ていた赤ずきんとリンクしていた。その姿で『プリンセスの脱走計画』をミュージカル風にリズミカルに歌い切り、この時期ならではの『えぶりでぃメリークリスマス』へと続いた。
そして赤ずきんを脱ぎ、白ワンピースに花をあしらった衣装。お城を脱走したクロレ姫をあやち姫が見事に演じている。
バックバンドメンバーとのちょっとしたセリフのやり取り。その後に繰り出されたの はなんとアニソンメドレーだった。怒涛の神曲のオンパレードに会場は更にヒートアップ。カラフルなペンライトが激しく動き回った。
その後、赤い公園・津野米咲作詞作曲『クレンジングラブ』を可愛く歌いあげ、可愛い衣装にチェンジ。末光篤作詞作曲『♪の国のアリス』、筒 美京平作曲『時空ツアーズ』、川嶋あい作詞作曲『Today』、そして竹達彩奈の初作詞『鏡よ鏡』をしっとりと歌い上げた。
ここからライヴはクライマックスに差し掛かる。暗転後に映し出された映像ではクロレ姫が本当の自分のあるべき姿を思い出す。クロレちゃんと クロレ姫は仲良くお城に帰る。夜空には満天の星が瞬いている。「今日は100年に一度の流星群が見れる日---。」竹達自身によるナレーショ ンで感極まるシーン。
瞬間、ピアノのイントロが。この流れで一番聞きたいと思った楽曲。そう、藤林聖子作詞、筒美京平作曲の『齧りかけの林檎』だ。この楽曲の世界が身体に染みわたるような錯覚に陥ったほど、見事な演出であった---。
そこから竹達ライヴではおなじみの 『CANDY LOVE』で大盛り上がりをみせ、ラストは小林俊太郎作曲『わんだふるワールド』で大団円。感動的なフィニッシュでライヴ本編が終了した。
満足感と高揚感溢れる状態で会場は「あやち!あやち!」の大コール。その歓声に煽られるかのように楽曲が流れ出した。なんとアンコール1曲 目はサンボマスター・山口隆作詞作曲の『永遠にキミのことを愛したいと言わせて』であった。アンコールでこの曲のサビをあやちとファンが大合唱している様を、間近で。生で。そして体感し。本当に鳥肌がずっと止まらなかったのであった---。
そしてアンコールへの感謝をファンに誠実に語る竹達。そこから今日だけ、最終公演の今日だけ特別に作った曲があると発表。ピアノ1本の伴奏 で歌い始めた竹達。本人の気持ちが歌詞とメロディに乗って、会場が1つになった瞬間であった。
歌い終わると万感の拍手が。この曲に対する思い をあふれ出る涙拭いながら語る竹達―――。
そこから気持ちを切り替え、バンド紹介。本当に最後に盛り上がっていけるのか、観客に問いただす煽りのMC。会場が再度1つになった瞬間ドラムの1,2,3,4カウント。アルバム『Colore Serenata』で最もアガる『ふぁいっ!』だ。あやちはダンスも完璧にこなした。会場のボルテージも最高潮だ。
そして最後はやっぱりこの曲。竹達=お肉を決定付けた名曲『ライスとぅミートゅー』で飛び跳ね、騒ぎまくりの超お祭り状態。あやちとファンの抜群に息の合った大合唱系呼応も素晴ら しい。感動と楽しさと超興奮状態で鳥肌が立ちっぱなしの中、華々しくステージは終了した。
あやちも。ファンも。一緒に汗だくになって駆け抜けた約2時間半。笑いあり、感動あり、涙あり。そして思いっきり盛り上がり。竹達彩奈のラ イヴはいつでもこの「笑い・感動・涙・盛り上がり」の四要素がしっかり入っている。
今回のライヴもこの四要素が踏んだんに散りばめられてい た。間違いなく2014年ベストライヴの上位に入る素晴らしい内容であった2015年も竹達彩奈のソロ活動に注目していきたい。
そんな竹達彩奈のパフォーマンスが2015年3月8日(日)に横浜アリーナで観る事が出来る。出演者は他にも三森すずこ、遠藤ゆりか、内田真 礼、七森中☆ごらく部(三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美)等々と豪華声優が一堂に会す。チケットの最新バージョンの情報をゲット し、是非参加しよう。
竹達彩奈「あやちワールド」満載のツアーが感動のファイナル
0 Response to "竹達彩奈「あやちワールド」満載のツアーが感動のファイナル"
コメントを投稿