防弾少年団、更に多様な姿を見せたい ― 2015年の予想図



2015年が明けた。新年のスタートと同時に様々なラインナップが公開されるなど、芸能界は忙しく一年を準備している。2015年にはどんな要注目の人物が活発な活動を展開して一年を輝かせるのか、早くから期待が集まっている。そこで、2015年の予想図を準備!まず、ルーキーたちが一番最初に越えなければならない段階である“知名度の獲得”に成功し、その勢いで“人気の積み上げ”段階に入っている有望株を紹介する。彼らにとって2015年は立場をより固め、自分たちの魅力を確実にアピールしなければならない重要な一年である。


防弾少年団にとって2014年は、最もホットなアイドルになるための関門ともいえるだろう。上半期には「男の中の男(Boy In Luv)」でデビュー8ヶ月ぶりに音楽番組で1位候補に上がり、ルーキーとしての存在感を強烈にアピールした。続いて下半期には最初のフルアルバム「DARK&WILD」をリリース、タイトル曲「Danger」で防弾少年団の音楽的な方向性を明確に示した。

2013年にデビューし、韓国と海外の受賞式で新人賞を総なめにした新鋭は、韓国だけではなく海外でも成功する可能性を見せている。昨年10月、韓国で初の単独コンサートを開催したことに続き、11月には日本でリリースしたシングル「Danger」が5万枚の売上げを記録し、タワーレコードのシングル部門で週間チャート1位を獲得した。また同じ月、大阪と東京で開催された単独コンサートの全席が売り切れとなり、高い人気を証明した。12月には日本で初のフルアルバム「WAKE UP」でオリコンチャートのデイリーアルバムチャート2位にランクインした。そのため、防弾少年団は次世代のグローバルアイドルとして考えられる。


少年から男性に段階的に成長を成し遂げながら、人気も音楽も日々アップグレードしている防弾少年団。2015年は実力と人気を基にファンダム(特定ファンの集まり)だけではなく、大衆に深く刻印させることができるのかを見守る必要がある。





観戦ポイント:グローバルアイドル


防弾少年団の韓国の公式ファンコミュニティの会員数は2014年7月に5万人に至り、2015年1月現在、約8万人になった。ファンコミュニティにどれだけのファンが加入しているのかが人気を証明できる絶対的な証拠ではないが、判断できる指標として十分に活用できる。2013年にデビューし、絶えず上昇している人気と勢いに乗っていることが推測できる。また、昨年の11月には188ヶ国の海外ファンたちが選定したライジングスターとして選ばれた。海外ファンの全面的な支持を受けていることを意味する意義深い賞だった。特に日本ではタワーレコードのシングル部門週間ランキングで1位を、大阪と東京の単独コンサートは全席売り切れとなり、人気を証明した。来る2月には東京、大阪を皮切りに名古屋、福岡でコンサートを開催し、次世代K-POPスターとしての地位を固める予定だ。




残念なポイント:「男の中の男(Boy In Luv)」を超える曲


アイドルが人気を得る秘訣は一見すると、思ったより簡単だ。それは魅力と実力をベースにした良い曲を歌うことだ。このように簡単なことが、実は難しい。「Boy In Luv」で1位候補に上がり、防弾少年団というルーキーの存在を知らせたが、これが彼らのカラーを表す代表曲とはいえない。デビュー2年目を迎える2015年は、ファンダムはもちろん、大衆を魅了する防弾少年団の代表曲であり、ヒット曲が出なければならない時点である。1ヶ月の間に多くのアイドルが溢れてい音楽界で、大衆の耳を魅了することは簡単なことではない。しかし、次のアルバムではヒップホップグループとしての意欲と大衆性の間で適切な調律が必要だ。防弾少年団の魅力を極大化させたヒット曲が必要だ。




可能性のあるポイント:明確なアイデンティティを構築させる実力


防弾少年団はグループ名でも分かるように“少年”、10代を代弁する歌を続けて歌ってきた。そんな中、昨年の8月に「Danger」でより成熟した姿を見せ、少年の成長を見せた。デビューの時から彼らと同年代を攻略し、10~20代の共感を呼び起こしてきたことは、グループのアイデンティティを明確にする部分だ。これに、ヒップホップアイドルグループという重要なアイデンティティを基盤に、彼らは時間を積み重ねながら様々な姿と実力を披露している。デビュー前、すでにアンダーグラウンドで活動しながら実力を認められたRAP MONSTERを筆頭に、SUGA、ジン、J-HOPE、ジミン、V、ジョングクはそれぞれ作詞、作曲、ラップメイキングと共に、パフォーマンスなどにおいて多芸多才な実力と才能を見せている。カバー曲を着実に公開し、歌の実力はもちろん、作詞の実力まで披露し、年末受賞式のステージで繰り広げたパフォーマンスでは人々の視線を釘付けにし、彼らの魅力をアピールした。平均年齢21歳、今まで見せてくれた姿よりも、まだまだ見せる姿が多い彼らの2015年に期待する。

元記事配信日時 : 2015年01月05日07時00分 記者 : イ・ジョンファ、写真 : ク・ヘジョン、ビックヒットエンターテインメント提供、翻訳 : チェ・ユンジョン




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