放送終了「ヒーラー」チ・チャンウク、代表作を書き換えた…成功裏に任務完了

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

写真=「ヒーラー」放送画面キャプチャー


俳優チ・チャンウクがKBS 2TV月火ドラマ「ヒーラー」を成功裏に終え、自身の代表作を書き換えた。2ヶ月に渡りソ・ジョンフ、パク・ボンス、またヒーラーとして生きてきたチ・チャンウクは、これ以上ない熱演でドラマの完成度を引き上げ、「ヒーラー」を名作ドラマに仕上げた。

10日に韓国で放送された「ヒーラー」最終回では、愛と仕事の両方とも成功し、一般人のように平凡にチェ・ヨンシン(パク・ミニョン)と一緒に笑うソ・ジョンフ(チ・チャンウク)の姿が描かれた。いつも一人でいた屋上で、いつも一人で飲んでいたビールを分けて飲みながらチェ・ヨンシンと幸せそうにキスをする姿を見せることで、確執の状況がこれ以上ない形で完璧に解消され、文句のつけどころのないハッピーエンディングとなった。


この日、ソ・ジョンフは悪の根源であるおじさん(チェ・ジョンウォン)を倒すために、しばらく彼の味方を装っていた。キム・ムンホ(ユ・ジテ)とチェ・ヨンシンの命がけの生放送は、ソ・ジョンフとチョ・ミンジャ(キム・ミギョン)の最後のヒーラーとしての任務の中で緊迫して流れ、ソ・ジョンフの熱演が加わり最終的に成功した。彼らはおじさんの汚職を全国に生放送で伝え、世の中に小さな変化をもたらすことで任務を完了した。


政治や社会の正義とは関係なく生きていたソ・ジョンフ、チェ・ヨンシンが、親世代から受け継いだ世の中と対決しながら自身と世の中を癒していく姿を描いた「ヒーラー」は、最後までスピーディな展開で緊張感を維持した。過去と現在を行き来するドラマの構成だけでなく、どんでん返しが毎回の緊張感を高めた「ヒーラー」は、20部作の中で起きた事件が積み重なり、最終回で頂点に達した。小さな力を持つ全ての人物が力を合わせ、常識に従って動かなかった巨大な悪を倒す姿は、視聴者にカタルシス(開放感)を与えた。


そして、その中にはドラマのスピード感を担当したチ・チャンウクがいた。平凡に道を歩くよりも屋根の上を跳び回ることに慣れていた夜の便利屋だったため、彼を演じたチ・チャンウクは、寒い天気の中でも主に外で飛ぶ姿で、画面をよりダイナミックに完成し、見所満載のアクションを可能にした。チ・チャンウクは画面いっぱいを使う難易度の高いアクションを毎回披露し、彼のアクション本能はイ・ジョンソププロデューサーの洗練された演出でより輝いた。アクション演技を披露する時に、帽子とサングラスなどで顔を隠す便利屋の役割の特徴から、チ・チャンウクはどこまでが代役なのか区分できない、違和感のない演技でドラマの完成度を高めた。


また、チ・チャンウクはパク・ミニョンと見事な相性を見せ、女心の攻略にも成功した。初恋にときめく感情から、自分の女性を守るために奮闘するソ・ジョンフの姿は、チ・チャンウクの繊細な感情表現に後押しされ、より説得力のある形で描かれた。チ・チャンウクが不器用な少年から素敵な男に成長していく姿は、ソ・ジョンフとチェ・ヨンシンの愛を応援させ、物語をより豊かなものにした。


チ・チャンウクは、彼の顔を本格的に知らせたドラマ「笑ってトンへ」の後、時代劇「武士ペク・ドンス」「奇皇后」はもちろん、現代劇の「ヒーラー」でも自身の魅力を最大限に引き出した熱演でスターの仲間入りを果たしたとの評価を受けている。公演「スリル・ミー」「ジャック・ザ・リッパー」「その日々」など、安定した演技力で舞台とテレビで存在感を発揮しているチ・チャンウクは、新しい作品に出演するたびに代表作を書き換えながら順調に活動している。


「ヒーラー」の後番組には、ヴァンパイア外科医の成長ストーリーを描くファンタジーメディカルドラマ「ブラッド(Blood)」が放送される。「グッド・ドクター」を通じて好評を受けたキ・ミンスプロデューサーとパク・ジェボム脚本家が再び意気投合した同作品には、アン・ジェヒョン、ク・ヘソン、チ・ジニなどが出演する。16日から韓国で放送をスタートする。



元記事配信日時 : 2015年02月11日07時16分 記者 : クォン・ジヨン




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