-今回のアルバムを聞いて感じたのは、DISC1のつんく♂さんが作られたシングル曲メインでは宮本さんがセンター的なポジションでパフォーマンスしています。片や、最近の楽曲のDISC2では必ずしもそうではありません。
宮本佳林
ヴォーカルレッスンはもちろんですし、ダンスレッスンも5人で頑張っているので、この子はこういうパートがいいんじゃないかな?と、スタッフさんがいっぱい考えてくださって、それぞれピックアップされる曲があるのだと思います。誰がセンターとか関係なく、グループとして切磋琢磨してきた結果だと思います。それは良いことだし、とても楽しいことだと思います。
-悔しい面もある?
宮本佳林
私的にはもっと歌を頑張りたいなって思いましたね。もっともっと表現できなきゃっていうのはもちろんですし、今貰っている自分のパートの中でグッと持って行く何かを作るために頑張ってます。これが、今のJuice=Juiceだなって思うし、その曲を1人1人が考える幅が広まるなって思うので。Juice=Juiceの中のピースとしての自分はどういう風にあったらいいのかなっていうのは考えるようにしていて。今回のアルバムも、歌詞を貰ったときや振付を付けて貰ったときに、自分はここでどう表現したらこの楽曲は良くなるかなっていうことを考えているので、歌割りとかポジションとかに固執していないですし、まったく関係ないと思います。
-与えられたところで一番いい結果をみんなで出していくのがベストだと。
宮本佳林
自分がいい結果を出すっていうのは勿論そうなんですけど、その楽曲がどういう風にしたら表現できるのかっていうことが優先だなと私は思っているので。それは歌でもダンスでも普段から考えるようにしてます。
-以前は大人っぽい曲が多かったですが、最近は実年齢に近い世界観の楽曲が多いです。
宮本佳林
私が近づいていっているのでしょうか?年齢的に。
-大人っぽい曲とどっちが歌いやすいですか?
宮本佳林
大人っぽい楽曲だったり、自分にはないものを表現する楽曲っていうのは個人的に凄く好きで。自分がこうしようとかああしようとか1つ1つ作り上げた世界観というものを、皆さんにお見せするっていうことが好きなんです。ファンの皆さんと一緒にわいわいやるっていうのも勿論ステージの中では大切なんですけど、作り上げた楽曲の中で皆さんに見て貰うっていうのも凄く好きなので、どっちも好きですね。
-アルバムの中では、どの曲が好きですか?
宮本佳林
うーん…1曲って言われると、好きっていうよりかは歌い継いでいきたいのは『続いていくSTORY』かなと思います。凄い長い間、このJuice=Juiceというグループが続くにつれて内容が濃くなっていくのはこの楽曲かなと思うので。今の私たちだけじゃなくて、ずっとずっといい楽曲であるんだろうなって思います。
-ファーストアルバムを発表した気持ちは?
宮本佳林
いやー、最初聞いたときはすっごい嬉しくて。ずっとアルバム出せるといいよねって話してたので。一気にJuice=Juiceの曲が増えて、すっごい嬉しいなって思います。
-売っているところを見に行きました?(2015年7月20日現在)
宮本佳林
売ってるのまだ見に行ってないんです!見に行ってないんですけど、買いたかったのに買えなかったっていうのを友達から聞いて「売り切れてた。通常盤が売ってなかった」って聞いてすごい嬉しかったです。
-写メかなんか送ってもらったんですか?
宮本佳林
はい。「売り切れ」って書いてある紙を撮って送ってもらいました。
-アルバム発売、そして220公演近くのツアーを行っています。
宮本佳林
いやー、もう毎日ライブみたいな感じで、素直に自分たちが最後までできるのかなっていうのもそうなんですけど、体調管理しないとほんと駄目だなって思ったし、私、その公演をすごく楽しみにして来てくださるお客さんの為に、一回を大切にしなきゃっていうのは思います。なので、体調不良にならないようにしなきゃっていうのがすご自分の中にあって、いつも以上に手洗うようにしてます。220公演絶対休みたくないって目標を掲げてるんです。
-海外公演も入るんですもんね。
宮本佳林
そうです。台北、香港。言葉もわからないし、私パスポートは持ってるんですけど、初めてなんですよ、海外自体が。
-初めて使うんですねパスポート。
宮本佳林
そうなんです。だからその時点でどうしようって気持ちなんですけど、どうなるんだろうっていうか、飛行機どうやって乗るんだろう、荷物もあるのにどうしようみたいな。海外の飛行機ってどうなんだろうって。でも、言葉は伝わらないけど音楽は共通だよねっていうのももちろんですし…洋楽聞いて私達にも伝わる部分はあるので、そうやって伝わることも目標に。あと私たちが香港とか台北の言葉を覚えて、自己紹介できたらいいよねっていう話はしてます。
-移動がこんなにいっぱいあると、何してるんですか?
宮本佳林
移動の間はあんまり寝れないタイプなんですよ。結構前回のライブはバス移動が多かったんですけど、バス移動だとライブの後なのでみんなアドレナリンがすごくて寝れなくて、カラオケ大会しようぜとか言い出すんですよ。
-ライブ後にカラオケ大会ですか?
宮本佳林
そうなんです、バスの中で。スタッフさんも眠いから静かにしようよ、って感じなんですけど、すごいみんな騒いでるんです。まあ騒いでられるのも1時間ぐらいで、3時間の移動だと1時間騒いで2時間寝るみたいな。新幹線だと騒げないのでそういう時は学校のワークを進めてます。
-勉強してるんですね。
宮本佳林
はい、もう終わらなくて…おうちでやってる時間無いから、移動時間を使って終わらせてます。
-日本各地で何か集めてるとか、記念的なことはないんですか?
宮本佳林
47都道府県、各地のご当地ジュースで乾杯してます。なので、初めて行く場所のジュースは探していて。
-ご当地ジュースってそんなにあるんですね。
宮本佳林
あります。仙台の牛タンサイダーとか、京都だと八つ橋サイダーとか…。八つ橋の味がするサイダー。すごい皮みたいな味がしました。シナモンみたいな…。
-そんな宮本さん、アイドルとして、私生活もストイックなのは前回のインタビューで明かしてもらいましたが、続いていますか?
宮本佳林
ストイックとは言われるんですけど、やっぱステージに向かう思いっていうのはメンバーに負けたくないなっていうのはもちろんあるし、練習とかもおうちで歌ってない日はないし、踊ってない日もないし、寝る前にストレッチしなきゃーとか。いろんなものに興味があるし、譜読みできるようにピアノの本とか見たりとか、将来は作詞作曲ができるようになりたいっていう目標があるんです。最近は音楽に対してもっと向き合っていかなきゃっていうのがあって、すごい練習するのはもちろんですし、勉強してますね。
-前に、家にダンベルがあると話していたのですが、器具は増えたんですか?
宮本佳林
姿勢を正すやつとか、二の腕細くする棒とか(笑)。
-二の腕を細くする棒?
宮本佳林
そうなんです。二の腕がなんか自分の中で嫌いな部分で、どうやったら細くなるかなっていろいろ自分の中で試してるんですけど…なかなか細くならないです。
-どこで売ってたんですか?
宮本佳林
通販です(笑)。重りが付いてて、脂肪が落ちるはずだったんですけど、結果、元々が筋肉の付き過ぎで太かったので、更に筋肉ついちゃったので最近はちょっとやめてます。
-脂肪がなかった分、筋肉が付いてしまった。
宮本佳林
そうなんですよ。筋肉付きやすいタイプで、すぐ筋肉ついちゃうので。
-頭蓋骨の縫合って本だったり、健康に関する書籍をよく読んでいると言ってましたが。
宮本佳林
いろいろな本のいいとこどりをしてるので、もう必要な物は揃ってきました。
-完璧になってきたんですね。
宮本佳林
見えてきました。見えてなかったんですけど、最近はみえてきて、朝はこれやって、昼はこれやって、夜はこれやればOKっていうスケジュールが組まれてきました。
-詳しく教えて下さい。
宮本佳林
朝は起きて体重が増えてきちゃったなってときは、朝ご飯前は絶対運動するって決めて、ご飯食べる時も自分が飲まなきゃいけないサプリとか飲んでからご飯食べたり。お昼時は、姿勢正すストレッチをやったりとかもちろんですし、夜もストレッチとか、リップケアとか、肌のことはもちろんですし。
-ストレッチすごいやりますね。
宮本佳林
ストレッチめっちゃするんですよ、体が硬いんで。股関節はここ半年毎日やってたら抜けるようになってきました。
-抜ける?
宮本佳林
前後に開脚してペタンってやつです。
-めちゃくちゃ柔らかいじゃないですか。
宮本佳林
もうちょっと「ぐにゃん」ってならないとダメです。
-開脚くらいじゃダメなんですね。
宮本佳林
全然だめです。もうちょっと柔らかくならないとダメなんです。
-毎日体重測ってるんですか?
宮本佳林
そうですね基本は測ってます。仕事が終わっておうちに帰ってまずは測ってます。
-他のメンバーも測っているんですかね?
宮本佳林
高木沙友希ちゃんは毎日測ってると思うんですけど、他のメンバーは測ってるってあんまり聞かないです。毎日測らない方がいいっていうのも聞くし…ただ、私は測った方が自分が見えるのでいいんですけど。
-そういう情報は共有しないんですか?
宮本佳林
共有してないです。
-完璧に自主トレみたいなもんですね?
宮本佳林
自主トレですね。背筋とかももちろんですし、腹筋つけたりとか。
-最終的にはどうなりますか?
宮本佳林
完璧っていうのはないんですよね。パフォーマンスもそうですし、上限がないので。自分の中で最高を求めていって、自分自身が完璧っていうよりその楽曲を表現するにあたって、もちろん筋トレとか歌もそうだし、MVも美しくかわいく映った方がいいじゃないですか。だから、それぞれの楽曲が素晴らしくなるように考えています。
-目標があるんですか?
宮本佳林
目標ってわけではないんですけど、やっぱり見てくださる方にもう一回見たい!って思ってもらったり、その場のコールアンドレスポンスもそうですけど、もう一回見に行きたい!って思ってもらえるのが最高のレスポンスだと思うので。
-誰々が目標っていうのはないんですね。
宮本佳林
やっぱり私を好きになってもらいたいなって。私とJuice=Juiceを好きでいてほしい。
-そのためなら、日々のトレーニングも苦ではない。
宮本佳林
もうやりたくないっていう辛い日もあるんですけど、筋トレとか、もういっぱい踊ったじゃん!って自分で思うんですけど、ストレッチだけは欠かさずやってます。どんなに眠くても。
-アスリートみたいですねほんとに。ササミだけしか食べないみたいな。
宮本佳林
そういう時期もありました!でも最近は自分を解放して、そんなに食べ物に対してこだわりは持ってなかったんです。でも、またこだわりだそうと思っているところです。
-たとえばどんなこだわりを。
宮本佳林
発芽玄米を食べてるんです。加えてタンパク質多めに取ったりとか、健康にシフトしていこうかなって思ってます。
-お母さん作ってくれるんですか?
宮本佳林
卵焼きとか自分で作ったりしますよ普通に。魚焼いたりとかはお母さんしてくれますけど。献立はお母さんと話して食べたいものを一緒に作っています。
-お母さんもストイックな生活への理解が深いんですよね。
宮本佳林
はい。甘いもの食べてると怒られるくらいです。チョコレートとか食べちゃダメだよって。
-お母さん共々上に上がっていかなきゃいけないですね。
宮本佳林
家族みんなで、おじいちゃんとかおばあちゃんも応援してくれてるので、一緒に健康になって頑張ります!
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-さてここで、宮本さんには代表してアルバム収録曲でカバー楽曲は抜いた全23曲を解説していただきたいです。より、アルバムの魅力を皆さんに感じてもらいましょう!
宮本佳林
はい!頑張ります!
DISC1から曲順に行きましょうか。
宮本佳林
『天まで登れ!』はJuice=Juiceのメジャーデビューが発表された曲なんです。だから、凄く印象に残っていて、リリースイベントのこととか凄いみんな覚えてて。これは、今回Juice=Juiceバージョンなんですけど、ハロプロ研修生 feat. Juice=Juiceっていう形で最初は出させて頂きました。Juice=Juiceもハロプロ研究生のみんなも全く同じ衣装を着てMVを撮影したんですけど、その時に絶対負けないようにしようねって、やっぱりこの5人はJuice=Juiceなんだねって思ってもらえるようにしようって、一生懸命みんなで振りをそろえたり頑張ったのを覚えています。
『ロマンスの途中』は、最初はこの曲でメジャーデビューだよってことは言われてなかったんです。でも、物凄く素敵な曲だなってもらった時から思ってたし、つんく♂さんらしいというのも感じていたし、AメロBメロサビっていう風にカチッと決まってるような感じじゃなかったのが新鮮だったので、みんなでこの曲も一生懸命練習しました。歌割りがごちゃごちゃなんですよ。今となっては、いっぱい歌わせてもらってるから慣れましたけど、最初の方は「凄い」「ヤバい」ってところが難しかったなって。
『私が言う前に抱きしめなきゃね』は、MEMORIALEDITでメジャーデビューの時のver.なんですけど。元々、普通のバージョンのときもこのバージョンもトランペットの音とかバックサウンドが凄い格好よくって。本当に一番最初のインディーズの楽曲だったので、「あ、この楽曲がJuice=Juiceの1番最初の楽曲なんだ」って思ったし。やっぱり最初だからキャピキャピしてるイメージの曲が来るって思いが凄いあったんですよ。なので、みんなで衝撃を受けた楽曲だなっていう風に思います。
『五月雨美女がさ乱れる』は、今もライブで凄い盛り上がる楽曲で。振付もおすもうさんの張り手が入ってたりとか、最初は不思議な曲だなって思ったんです。Juice=Juiceが結成して2曲目という事で、徐々に自覚を持って行かなきゃいけないっていうのが、つんく♂さんが描いてくださった詩の中にいっぱい組み込まれていて。歌いながらもっと頑張らないといけないんだなって思いました。
『イジワルしないで抱きしめてよ』は、最初貰った時から難しすぎてどうしようって。一生懸命練習してもこの楽曲に追いつけてないんじゃないかなっていう面があって。この楽曲を貰った後につんく♂さんから「どんどん難しくなってると思うけれど、それが俺流やねん」っていうメールを頂いて。あ、そうなんだって思って、頑張んなきゃって思ったし、後々この楽曲は℃-uteさんに向けて書いた楽曲だっていうことをつんく♂さんがおっしゃっていて。ファンの方が「℃-uteさんver.でも聞きたい」って思うかもしれないけど、Juice=Juiceがやっぱり1番だねって思ってもらえるようにしたいと思いました。今、ボイトレの先生にレッスンでもこの楽曲は重点的に教えて頂いてます。
『初めてを経験中』は、Juice=Juiceとして初めてと言っていい程可愛い曲で。最後の方はセリフ調になっていたり、キュンキュンしてる歌詞がいっぱいあって。最初は表現に戸惑ったっていうメンバーももちろん居たんですけど、私はこういう方面は得意と言うか、キャピキャピするのが凄い好きなので。
『裸の裸の裸のKISS』は、最初に聴いた時からギターが凄い格好いいなって思って、こんな大人っぽい曲歌うなんて、背伸びどころじゃないなって(笑)。自分でも、曲に追いつけてるのかな?っていうのを感じてた楽曲です。今でも、私の年齢でこんな歌詞歌っていいのかな?ってところはあるんですけど。そこはもちろんプロとして、成りきって頑張ろうと思ってます。振付も難しくてみんなで動画見ても全然覚えらなくて。今となっては、みんなでそろえるところまで頑張ってるんですけど、難しかったなぁ。
『アレコレしたい!』はJuice=Juiceのことをつんく♂さんが凄く良く分かって頂けていて。詩ももちろんですし、アレコレしたいけれど時間が足りないっていうのは本当に今でもそう思うし(笑)。共感できる歌詞がいっぱいあって、ライブでも、手を叩く振りで盛り上がれたりといい楽曲だなって思います。
『ブラックバタフライ』は、最初頂いた時はこれってどういう風に表現したらいいんだろ?と思って…AメロBメロが声を張らなくても表現できることは沢山あるんだよっていうのを学べた楽曲で。ボイトレの菅井先生にも「もっと囁くくらいでいい」と指導して頂いて、他の楽曲とは違う異質な楽曲です。今でもライブで披露するときに、ファンのみなさんも手を叩くとかじゃなくて、じっと見て下さってる方が多い楽曲だなって言う風に思います。
『風に吹かれて』は、いい意味で悲壮感というか暗い感じがあったなっていう風に思うんです。その中にある小さな希望みたいなものが凄く素敵だなって。そこを表現しなきゃなっていうのを凄く思った楽曲で。シンメトリーに開いていく振付が多かったんですけど。その振付をみんなで練習するのが凄く大変で、中々ダンスが揃わなかったのが記憶にあります。今でもサビ前の盛り上がりを上手にできるように頑張って練習しています。
『背伸び』で印象的だったのは、宮崎由加ちゃんが「この楽曲は今の私にぴったりだ」って凄い言ってて。私は、この楽曲を歌う時は本当に背伸びなんですよ。背伸びしないと、この楽曲に付いていけないという面もあるんですけど。2人、3人で分かれて歌う楽曲で、1人では歌えない楽曲なので。そういうところを思ったときに、「5人っていいな。楽しいな」って思ったし、この「繋ぎ~」って言ってるのと、AメロBメロの主旋律を歌ってる人たちとの気持ちの繋がり方みたいなものは今でもみんなで意識しています。
『伊達じゃないよ うちの人生は』は、元々はライブ曲としてつんく♂さんが書いてくださった曲なんですけど、今ではシングルにもなったし皆さんも凄く盛り上がってくださってて。私はオケが好きで、可愛いと格好いいが混ざってる楽曲です。
『伊達じゃないよ うちの人生は』は格好良くもできるし、強がっちゃってる可愛い女の子の歌なので、私たちくらいの年相応なのかなっていう風には物凄く思いますね。
-さすが、アイドルサイボーグの異名を持つ宮本さん、こちらの合いの手もなく一気に行きました!
宮本佳林
はい(笑)。
-ではこのまま、DISC2にいきましょう。
宮本佳林
『Wonderful World』は、初めてつんく♂さんじゃない方から楽曲を頂いて、最初は、「あれ、こういう譜割りじゃないんだ」みたいに、今までつんく♂さんの楽曲にこんなに親しんでいたんだなって良くわかった楽曲でもあったし、最初に聴いた時は、凄く明るくて女の子が好きそうな楽曲だねって言ってたんですけど…今ではライブのラストの方で、みなさんと一緒に歌ったりできる楽曲になりました。この楽曲でオリコンウィークリーチャート1位を頂いたりとか、本当に素敵な楽曲だなって思うし。歌い方も今までとちょっと違って、1文字1文字を繋げるような歌い方がこの楽曲で多いので、新たなJuice=Juiceが作れたかなと思います。
『CHOICE&CHANCE』は、このアルバム用の新曲なんですけど、プロモーションMVも作っていただいて。この楽曲はパッと聴いて凄く格好いいって言ってくださる方が多いんですよ。オケはもちろんだし、ダンスも凄く激しくて。Juice=Juiceの中で1番激しいんじゃないかと思うんですけど、この楽曲を歌うにあたって、今までつんく♂さんにいっぱい教えていただいたリズムっていうものが重要になりました。Aメロとかで、1人1人が繋いでいく、「ちょっとちょっと知ってる」の後すぐに次の人が入らなきゃいけないっていうリズム感がないと、まとまっていかない。1人が崩れると全部が崩れるっていうのが凄く難しいなっていう風にも思うんですけど、やっぱりこの楽曲でも1歩成長できた部分があるなっていう風に思います。
『愛・愛・傘』はですね、Juice=Juiceで始めてスタンドマイクを使った曲を頂いて、中島卓偉さんにも始めて楽曲を頂いて。始めて聞いたときからみんなが口ずさむくらい耳に残る楽曲で。梅雨時に凄くぴったりで、キュンとする歌詞が本当に素敵だなって思いますし。振付の方もちょっと静かに。静かだけど、キュンとするポイントを沢山入れているのでそこは是非ライブで見てほしいなって風に思います。
『生まれたてのBaby Love』は、フェイクを5人全員で回してるんですよ。今までは1人がフェイクをすることが多かったんですけど…フェイクって気持ちの表れを歌っているんですが、みんなで気持ちを繋いでいくっていうことがこの楽曲は凄くできるなっていうのは勿論ですし、間奏でみなさんと一緒に振付をやるコーナーがあって。毎回やる人が違うんですけど、みなさん本当に反応が早くて。この間、始めてハロプロのコンサートで披露させてもらったんですけど。みなさん手がぴったり揃ってて凄いなぁって思ったし、そうやって心を一つに楽曲を作れるのは嬉しいなぁって思います。
『選ばれし私達』は、つんく♂さんがJuice=Juiceのライブ楽曲として作ってくださって。ずっとCD化されないままライブで沢山披露させてもらってたんですけど。この楽曲は、Juice=Juiceがみんな「選ばれた人間」なんだよってことをつんく♂さんが教えて下さってるような歌詞がいっぱいあって。サビではライブに来てくださったみなさんと「集まってくれてありがとう」という気持ちを表現できるように、格好いい楽曲なのにも関わらず包み込む感じで振付も付けてくださっていて。そういうコンセプトってことも教えていただいて。なので、ライブで歌う時はいつも、指を差す振付は、ライブハウスのときはちゃんと目線のところに差すんですけど、ホールコンサートのときは2階席とか3階席のみなさんまで指差して「ありがとうございます」っていう気持ちを表現しているので、ライブの中でも大切な曲ですし、勢いがとってもつく曲だなって思っていて凄く大切にしています。
『Ca va ? Ca va ?』は、60~70年代とかのフレンチポップスに似せて作ってるって聞いて。苦戦は凄くしていて、AメロBメロのキーの低さやリズムの感じが難しくて、みんな揃わなくて。リズムが取り辛いというか、今までやってきたものと違うから難しかったんです。この楽曲のお陰で、振りを揃えるということに気持ちを再度、持って行けるようになったというか、振付の手の角度まで気にできるようになったので凄く嬉しいなって言う風に思うのと、三浦徳子さんの作詞っていうのが私個人は嬉しくて。尊敬している作詞家さんなので、頂いた時から凄く嬉しくて歌詞をいっぱい読みました。
『GIRLS BE AMBITIOUS』は、メンバー1人1人のことをいっぱい歌っていて。1人1人がその子に合わせたことを歌ってるんですけど…ちなみに、私は「幸薄いなんて言わせない」っていう歌詞と、「ショートカット始めてなんだけど後悔してないって言っておきながらちょっと後悔してます」みたいな歌詞があって。本当にそれぞれのメンバーに合った歌詞が歌われているので初めてJuice=Juiceを見た方は「こういう子なんだ」って知ってもらえる楽曲になってます。もう盛り上がりがはんぱじゃないんですよ!「オイ!オイ!」ってできるロックで凄く格好いい曲なので、もっともっと盛り上がってもらえるように自分たちでしていけたらいいなと思ってます。
『愛のダイビング』は、このアルバムを制作するにあたって、最初の方に産まれた楽曲なんですよ。この楽曲凄く素敵だなってもちろん思ったし、途中でフェイクとかも入ってきていて。それは元々のデモ音源には入っていなくて、自分たちでこうしてみたら、とか、ああしてみたらと初めて挑戦した曲なので、凄い格好いいなとも思ったし、AメロBメロが一言一言繋げて歌うんですけど、繋げて歌うことによって空気感だったりセクシーさを表現しているんです。Juice=Juiceの中でも、詩自体はそんなにセクシーじゃないんですけど、曲とか歌詞とかそういうものでセクシーさがある楽曲かなと思います。
『チクタク 私の旬』は、Juice=Juice初めてのホールツアーで披露させていただいた曲で、凄い主人公の女の子が可愛いんですよ!詩を貰ったときから、作詞家さんで仲良くさせていただいてる「児玉雨子さん」らしいなって思ったし。オケもバイオリンの音が入っていたり、今までのJuice=Juiceになかった新しい曲だし、振付もちょっと細々していてセカセカしてる感じなんですよ。なので、セカセカしてる感じもありつつちゃんと歌も振付も届けていくっていうのが、結構ホールツアーのときに苦戦したので、これからもそこは格好良く可愛く決められるようにしていかないとなって思う。
『未来へ、さあ走り出せ!』は凄く勢いがある曲。ラストのサビとかはみなさんとタオルを回すんですけど、タオルを使うのも初めてなので、結構慣れないところもあって。みなさんが一生懸命回してくださってる中で私たちも一生懸命に回してるんですけど、メンバー同士でタオルが絡まったり今の時点ではしてるので(笑)。もっともっと盛り上げられる曲にしなきゃなっていうのはもちろんだし。Juice=Juiceが走り出さなきゃいけないんだっていう気持ちがとっても詩と繋がっている。この楽曲を歌うと、次のステージも頑張らなきゃ!っていう気持ちになれるし、明るくなれる。
『続いてくSTORY』はホールコンサートで披露させていただいた曲。本当にJuice=Juiceのことを歌った曲と言ったらこの曲。これから続いていくJuice=Juiceっていうグループの中で、どんどんこの楽曲は濃くなっていくなって凄く思うんですけど。毎日毎日Juice=Juiceが活動していく中で、こういうことがあった、ああいうことがあったっていうのがこの楽曲を歌うと、ギュって頭の中を走馬灯のように思い浮かぶというか。一緒にJuice=Juiceを応援してくださってるみなさんもそれがあるみたいで。ホールコンサートのときも、一緒にポロポロ涙を流してくださる方がいたりとか。本当に感動的な楽曲なので、大切に大切に歌い継いでいきたいねってJuice=Juiceのみんなで話しています。これからも、この楽曲は大切に歌い継いでいけたらいいなと思います。
-一言も口をはさむ暇がなかった。
宮本佳林
はい(笑)、頑張りました。是非、皆さん何度でも聞いてください!
アイドルで一番ストイックと話題の宮本佳林を徹底解剖
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