総撮影時間は24時間。これまでのMVとは異なり、一切アニメーションやCGを使用していない、クラフト感あふれる手作り立体仕掛け絵本が主役のミュージックビデオになっている。
■ClariS史上初!ミュージックビデオ フルバージョン公開
これまでClariSはチャンネルを持たず、ミュージックビデオはTVCMやCD初回生産限定盤のDVDでしか見ることができなかった。しかし今回、満を持して公式チャンネルを新設。顔出しをせず、いまだその存在がベールに包まれたClariSの新たなる一歩をその目で確かめて欲しい。
■これまで敢えて踏み込まなかった、ノーアニメ、ノーCG。
今回のミュージックビデオでは、一切アニメーションやCGを使っていない。顔出しをしていない二人の唯一のイメージソースである、二人のイラストを中心にミュージックビデオが作られることの多かったClariSの、初めての試みである。
■あちこちに仕掛けが組み込まれた立体絵本
オリジナルストーリーに合わせて制作された手作りの仕掛け絵本は、見開き26ページ、その厚さはなんと13センチと、非常にボリューミー。綿密に計算されたページ構成と仕掛けの数々は必見だ。アネモネの花から涙の雫が落ちたり、イルカが飛び跳ねたりといった仕掛けの数は、細かいものも含めると30ヶ所以上にものぼり、総撮影時間は24時間に及んだ。ファンなら気付くであろう小ネタや伏線も仕込まれており、自転車のシーンではビルボードにClariSのイラストが登場するなど随所にこだわりがちりばめられている。
■アネモネ頭の少女と、人間の少年の恋物語。
今回のミュージックビデオは、タイトルの『アネモネ』にあわせ、人間の少年に恋をした白いアネモネの花が、人間の体を得て少年を探し旅に出るというストーリー仕立てになっている。アネモネの花言葉や曲の歌詞から連想される切ない展開と、ClariSらしい柔らかくファンタジーな世界観が合わさった見応えのある1本だ。
人間の体を得たアネモネ少女は、地球上を探しまわり、ついにはロケットを作って宇宙へ。ブラックホールに突入し、現実世界とつながる扉をひらく。現実世界に登場したアネモネ少女は、絵本の中の自分を前ページへと遡らせ、少年との再会を果たす。
好きな人に会いたいという一途な気持ちが、自分を花から人間へと成長させたというおとぎ話になっている。
■物語の鍵を握るのはロケット
エンディングテーマをつとめる現在放送中のTVアニメ「Classroom☆Crisis」の主人公たちがロケットを開発していることにちなみ、ミュージックビデオのクライマックスにはロケットが登場。ストーリーの大きな鍵を握っている。
なお、ClariSは明後日7/31(金)にZepp Tokyoで初のワンマンライブを実施。もちろんチケットは即完売しており、これまで一切顔出しをしていないClariSがどんなステージを展開するのか、注目が集まる。
ClariS 新曲MV公開!初“ノーアニメ、ノーCG”の意欲作
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