「ソナム女子高探偵団」いじめの現実…被害者も加害者もいない

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。

写真=JTBC「ソナム女子高探偵団」スクリーンショット


「ソナム女子高探偵団」がいじめ問題に関するリアルで深みのある視線で話題となっている。

韓国で30日に放送されたJTBC青春学園ドラマ「ソナム女子高探偵団」(脚本:シン・グァンホ、演出:ヨ・ウニョク、制作:ウェルメイドイェダン、面白いプロジェクト)では、チェユル(チン・ジヒ)の隣の席の生徒として登場して注目を浴びたヘニ(チョ・シユン)のエピソードが描かれた。劇中でヘニはみんなが嫌がる会長職を務めるなど、先生の間では有名な優等生だった。しかし、現実では友達を装った生徒たちから密かにいじめられる被害者であった。


クラスメートたちの巧妙ないじめに我慢できなくなったヘニは結局生徒に椅子を投げた。学校を訪れたヘニの母は自身の娘を「サイコ」と呼ぶ生徒の頬をビンタする行動で教室を騒がせた。


これまでヘニをいじめることに暗黙的に参加してきた生徒たちはヘニやヘニの母の動画をインターネット上に掲載した。魔女狩りのターゲットとなったヘニは自殺まで決心し、視聴者の心を痛ませた。


何よりヘニも生徒たちにいけないことをしてきた過去があったことが明かされ、被害者と加害者の境界が曖昧な生徒たちの関係が教室内に存在する権力構造をうかがわせ、さらに衝撃を与えた。


この日の放送ではヘニの担任の先生であるドンス(キム・ソンユン)が生徒たちの問題を解決するために探偵団に依頼する場面も公開された。“噛む男”に続き、今回も活躍が予想されるシャーロック少女5人組への期待が高まった。


リアルだからこそもっと痛ましかったいじめ問題の実態を描いた青春学園ドラマ「ソナム女子高探偵団」は、韓国で毎週火曜午後11時にJTBCから放送されている。



元記事配信日時 : 2014年12月31日08時33分 記者 : ファン・ジヨン




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