コドモドラゴン 因縁の新宿BLAZE完売でリベンジ果たす

3月より、シングル『WARUAGAKI』を手に始まった通算5度目となるワンマンツアー「悪足掻き」。同ツアーのファイナル公演が、4月29日(水・祝)に新宿BLAZEにて行われた。

新宿BLAZEと言えば、コドモドラゴンが昨年6月に2度目の全国ツアー時の千秋楽公演の地として行った場所。

当時は、まだ会場をソールドアウトさせることが出来ず、実力不足の烙印を押される結果となった。とはいえ、ライブ内容の面では高い評価を得ていたこともあり、ワンマンツアーの回数を重ねるごと着実に実力と動員が比例し出したのも事実。今回、「大きな飛躍を描くうえでも果たしておくべき雪辱の場」としてふたたび新宿BLAZEを千秋楽公演の地として選んだわけだが。本番当日を待たずに、先に「チケット完売御礼」の告知が成されていたのは、ニュースを小まめにチェックしていた方ならご存じだろう。


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人気と動員が比例したどころか、すでに、新宿BLAZEという会場の規模ではファンたちの声に応えきれないくらいに今、コドモドラゴン自体の器が大きくなっている。そんな多くの期待を集めている彼らが、ファイナル公演の日に嬉しいニュースを2つ届けてくれた。

一つ目は、7月8日(水)に2ndフルアルバム『下剋上。』をA/B-TYPEで発売することを告知。この日の会場でも、アルバムのリード曲『アリア』のPVを上映。最近のライブスタイルを反映するように、重厚/重量感あふれる演奏を投影。その上に乗る、ひねくれながらもポップな歌メロに強く耳が惹かれた。常に世の中へ物申し続けているコドモドラゴンらしさ?!とも言えようか、『下剋上。』というタイトルに込めた想いの真意も非常に気になるところだ。

2つ目のニュースが、2ndフルアルバム『下剋上。』を手に7月より行う、通算6度目となる全国ワンマンツアー「下剋上。」の開催だ。今回も、ワンマンツアー毎かならずライブを行う土地を中心に、久しぶりに足を運ぶ場所も加えた形で実施。地域によっては、会場の規模も大きくなっている。あえて同じ場所へ何度も足を運ぶことで、各地のファンたちとの絆を深め続けている。それも、ファン想いなコドモドラゴンらしい姿勢と言えよう。

同ツアーのファイナル公演の地として発表になったのが、9月5日(土)赤坂BLITZ。コドモドラゴンは昨年9月にも赤坂BLITZ公演を行い、3/2程度の動員しか出来なかった過去を背負っている。今回ほぼ1年ぶりに、リベンジ公演の場として赤坂BLITZを選択。今回の新宿BLAZE公演のように、9月の赤坂BLITZ公演もソールドアウトさせることが出来るのか楽しみにしていて欲しい。今のコドモドラゴンに吹いてる追い風の向きが変わらない限りは、素敵な景色を見せてくれるに違いない。(TEXT:長澤智典)


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