CANDY GO!GO! 結成5周年イベントで新たに宣言!

7月1日(水)に、"結成5周年"を祝うイベント「NEXT-One! ~CANDY GO!GO!」を新宿ReNYで行ったCANDY GO!GO!。その日のステージ上で彼女たちは、「10月12日(月・祝)に赤坂BLITZで通算8回目のワンマン公演を行う」と発表した。

今年5月に恵比寿リキッドルームでのワンマンを成功させた実績。7月1日に新宿ReNYで行った「NEXT-One! ~CANDY GO!GO! 結成5周年記念特別公演」も、平日にも関わらず相応のファンたちが押し寄せてたとはいえ、赤坂BLITZは、彼女たちにとって大きな挑戦の場になるのは間違いない。この日のライブ中、「CANDY GO!GO!として長く活動していくために、これからは数字という結果も必要」と語っていたように、"アイドルという形態を取ったアーティストグループ"として長く活動していくための大きな挑戦を、この日宣言したとも言えようか。

この日は、ゲストにFINDS/Feam/ケミカル リアクション/遠藤遥(ナト☆カン)/DISSENTER DOLLS/アンダービースティーを迎え、開催。CANDY GO!GO!は、55(GO!GO!)分に及ぶライブを行った。

20150702-img_7273.jpg【クリックで大きな画像】

序盤には、『そしてまた逢えると云うよ』や、カバー曲『Don`t Say Lazy』、イベントライブでは最後の盛り上がりを描くために歌うことの多い『We are!!!!!!!!!!』と、気持ちを熱く高ぶらせてゆく楽曲を並べ、場内に熱狂を作りだしていた。CANDY GO!GO!のメンバーたちも、ダイナミクスな動きを満載したステージングのもと、凛々しい歌声を持って観客たちを挑発。「アイドル×ロック=アイドロック」な姿勢を軸に据えているCANDY GO!GO!らしい、挑みかかるライブパフォーマンスを見せていた。

爽やかな表情を持った『Forever~あなたのとこへ~』以降も、疾走する音に興奮覚えたロックンロールナンバー『おとなの事情』や妖艶にせまった『絶対加速少女C』、最新シングル『ありのまま、思うままに走れ!』を通し熱狂と絶叫の空間を描けば、タオル振りまわし大騒ぎした『YOU』では、昨年9月にグループを卒業した高橋ナツミを迎えたスペシャルなスタイルで歌を披露。「WOW WOW WOW」の大合唱も起きた『神様のイジ悪』や、未来へ向かう決意を高らかに歌いあげた『シンデレラコール』も含め、終始、会場中を"暴走したパーティ空間"へ染め上げた、この日のCANDY GO!GO!。最後に、『ナミダノカケラ~5周年バージョン』 をじっくりと歌いあげ、彼女たちは会場に足を運んだキャンディスト(ファン)たちへ、これからも一緒に未来を作り続けようと、熱い誘いを呼びかけていった。

入れ代わり激しく、長く続けることの難しいライブアイドルの世界。その中でCandy GO!GO!は、「ロックを軸に描く」という独自のカラーを見いだし、そのスタイルを突き詰めながら、自分たちが求めたい未来図を具体的に描いている。だからこそ彼女たちは、5年間第一線で走り続ければ、まだまだ成長の種を芽吹かせてもいる。

この日の舞台上でCANDY GO!GO!は、「長く続けるために結果も求めてゆく」と宣言。つねに観客たちへ挑みかかる姿勢や、一体化した力強い歌声を爆発させてゆく様など、感情を熱く揺さぶるライブに触れていると、彼女たちが、本気で「新しいライブアイドルとしての生き方」を作り上げようとしていることを実感させられた。

Candy GO!GO!が描いている物語には、まだまだ白いページがたくさんある。これからそこへどんなドラマを綴ってゆくのか、空白のページに綴られてゆく活動の軌跡が、とても楽しみになってきた。そんな熱い気持ちにさせられた、結成5周年を記念したこの日のステージだった。

TEXT:長澤智典


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