ウォン・カーウァイ監督「釜山国際映画祭」をサプライズ訪問…ユ・ジテの「ザ・テノール」を応援するため


写真=TVレポート DB


巨匠ウォン・カーウァイ監督が「第19回釜山(プサン)国際映画祭」をサプライズで訪問した。

最近複数の映画関係者はTVレポートに「ウォン・カーウァイ監督が『釜山国際映画祭』に出席するために2日の午前6時、極秘で入国した」と伝えた。


ある関係者は「ウォン・カーウァイ監督がユ・ジテが主演を務めた「ザ・テノール 真実の物語」(監督:キム・サンマン、制作:MORE IN GROUP、以下「ザ・テノール」)を応援するために急遽釜山行きを決めたそうだ」とし、「『釜山国際映画祭』側が監督の訪問を聞き、儀典を準備しようとしたが、頑なに断ったそうだ。静かに映画祭を楽しんで帰りたいという意思を伝えた」とコメントした。


これに先立ち今年の6月、第17回上海国際映画祭の「スペクトル」部門に公式招待された「ザ・テノール」。当時、「グランドマスター」を引っさげて映画祭に参加したウォン・カーウァイ監督は「ザ・テノール」を印象深く観覧し、その後大きな支持を送ったという。今回の「釜山国際映画祭」への訪問はそんなウォン・カーウァイ監督の支持を証明する場となった。


また、声楽家ペ・ジェチョルの実話をベースにした「ザ・テノール」は、天才テノール歌手が最も華やかな時期に声を失い、友人や妻とともに逆境を乗り越える物語を描いた作品だ。ユ・ジテが声楽家ペ・ジェチョル役を演じ、他にもチャ・イェリョン、伊勢谷友介が出演した。「ミッドナイトFM」を演出したキム・サンマン監督がメガホンを取った。





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