金爆を超えるか?注目エアバンドMASOCHISTIC ONO BANDメジャーデビュー

人気ラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」生まれたエアバンド、MASOHISTIC ONO BAND(MOB)が12月10日にメジャーデビューすることが決定し、その発表会見が文化放送で行われた。

今回のメジャーデビュー前にも2013年2月の武道館で行われた番組イベント「Dear Girl~Stories~Festival Carnival Matsuri」で鮮烈デビューを果たし、同年11月には埼玉・三郷での番組イベントでもライブを披露、香港でのPV撮影も経験済の彼ら。12月10日に新曲3曲を含む7曲入りのメジャー初となるミニアルバム『Masochistic Over Beat』をリリースする。


会場となった文化放送メディアプラスホールには、大勢の報道陣が詰めかけ、彼らのメジャーデビューに関して、どのうような発言があるのか期待する空気が漂う。進行役の文化放送・砂山圭大郎アナウンサーの呼び込みに、俯き加減でツインVo.リーダーONO-DとHIRO-C、Gu.3M、Ba.DO-S、Key.YAGI84、Dr.CHANKOの6名が静かに壇上へ。


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一種異様な張り詰めた雰囲気の中、砂山アナからの質問に答える形で会見は始まり、バンド結成のいきさつとバンド名の由来について聞かれたONO-Dは「そうだなあ・・・、一言で言うと「運命」。」と切り出すと、HIRO-Cが「オレとONO-Dがすぐそこの餃子屋で「バンド組まねえ?」てことになったことで、すべての運命が回りだしたよね。バンド名はリーダーのマゾ過ぎる性格を入れたほうがいいよねってことで。」と語り始め、このほどメジャーデビューすることについてはONO-Dが「そうだなあ・・・、一言でいうと…祭り。」、すかさずHIRO-Cが「つまり、どういうことかと言うとは、メジャーがオレたちをほっとかなかったってこと。」と続ける。


さらに「エアバンドということだが、ボーカルはエアではないですよね?」という。砂山アナからののするどい問いかけに少し憮然としたONO-Dだったが、「ボーカルはエアじゃないよね、でもエアな気持ちでやってる。一言で言うと…空気だよね。」と切り返した。またすかさずHIRO-Cが「つまり、どういうことかと言うと、空気がないと生きていけないように、オレたちの歌もなくてはならない存在、あって当たり前、ないと死ぬ。みたいなそれくらいのモノじゃないといけないよねってことです。」と語る。


砂山アナの質問は続きつづき、「エアバンドということでほかのメンバーはレコーディングの時何をしていたのか」という鋭い指摘を受けたが、Ba.のDO-Sが「主にスタジオにある飴を舐めてました。」、Dr.のCHANKOは「水を飲んでました。」、Key.のYAGI84は「音を抱いてました…つまりは何もしてなかったと言うことです。」と暴露、Gu.の3Mは「身長が大きすぎてスタジオに入れず、外で聴いてました。」と大胆発言が多数飛び出した。


質疑応答が続く中、砂山アナがバンド名を“サディスティックオノバンド”と言い間違ってしまう場面では、ONO-Dが「おい!ちょっと待て!今“サディスティック”て言ったろう!気をつけろ!」と激怒し、HIRO-Cがなだめる場面があり、一瞬会場に緊張が走った。


つづいて記者から、「デビュー前に武道館で華々しいデビューを飾ったが、ほかにライブをしたい会場はあるか?」との問いに、ONO-Dは長い沈黙の後「一言で言うと…さいたまスーパーアリーナ」と発言。例によってHIRO-Cが「つまり、どういうことかと言うと、“アニサマ”に出たいってことだと思います。」と応え、会場をわかせた。


「目標にしているバンドはあるか?ゴールデンボンバーなどは?」という質問にはONO-Dは「ボンバー先輩は眩しすぎて…まずは自分自身がライバル」と答え、それに続いてHIRO-Cが「つまり、どういうことかと言うと、仮歌を入れてくれた岡さんと三宅さんたを超えたいってことです。俺らのリスペクトする目標です。」と謙虚に語った。


と終始、ロックアーティストらしく会見に臨んだONO-DとHIRO-Cだったが、ほかのメンバーの発言などで時折、笑いをこらえて辛そうな場面もあった。


HIRO-C「ONO-Dは楽曲選考の時は基本なにもしゃべらないです。」と楽曲制作の裏側を暴露しつつも、、「番組OP曲『Masochistic Over Beat』とED曲『この歌がとぎれないように』は、歌詞の内容にMASOCHISTIC ONO BANDとしての想いも乗っていて、2人(神谷浩史、小野大輔)のトークが融合することで(この曲が)完成すると思う。この番組を長く聴いてくれているリスナーには、俺たちがやりたいことをきっと理解してもらえるだろうし、初めての人が聴いてくれたとしても楽曲は太鼓判を押せるいい曲ばっかりなので自信を持っておすすめ出来る作品です。」と真摯に語った。ように、メインVOの2人、そして本来はバンドメンバーがリスナーの顔を思い浮かべながら、真剣に音楽と向き合っており、Dear GirlsはもちろんDear Boysも、さらには、これから初めてMOBに接するひとも、みんなが楽しめるアーティスティックな一面をこれからも見せてくれることだろう。



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