吉川晃司 骨折は正月映画「あぶない刑事」役作りの為だった

3/6(金)ツアー2日目となるZepp Tokyo公演のステージ上で、左足首を骨折したことを報告した吉川晃司。

今年に入ってから、将来の仕事のためにバイクの練習を続けており、3月3日、この練習のために借りていた都内駐車場内にて、運転中にバランスを崩して転倒、左足首を負傷。


病院にて受診の結果、左足関節外果骨折(ひだりそくかんせつがいかこっせつ)にて、全治2ヶ月との診断を受け、3月5日、観血的整復固定術(かんけつてきせいふくこていじゅつ)による手術を受け、翌3月6日、昨年行った武道館2DAYS公演を含む30周年ツアーのリターンズとして開催中であった、約10年振りとなるライブハウスツアー2日目となる、Zepp Tokyo(東京・お台場)のステージに、左足にギブスという状態で登場し、予定通り21曲を片足で立ったまま歌い切った。


そして、この度、”将来の仕事のために”とお伝えしていた、怪我の原因となったバイク練習の目的について、詳細を発表できる段階になり、ここに改めて報告された。


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今年に入ってからバイク練習を続けていたのは、出演が決定した2016年正月公開予定の映画「さらば あぶない刑事」の役作りのため。


吉川の役どころは、史上最強最悪の敵役(バイクを操る)ということで、アクションシーンもできる限り自分で演じたいと、吉川は今年2月からバイク練習を開始。練習を行うにあたり、東映東京撮影所の駐車スペースを貸切り、バイク専門のスタントマン、映画製作スタッフ立ち会いのもと、十全に安全を確保し、基礎練習である低速での「八の字走行」を徹底して練習しながら、映画で必要とされる特殊なアクロバティックなバイクアクション「ジャックナイフターン」「アクセルターン」「フロントアップ走行(ウイリー)」の練習をしており、3月3日、「フロントアップ走行」時に転倒、左足首を骨折した。


診断の結果、左足関節外果骨折と判明、3月5日、患部をボルトやネックで固定する”観血整復固定術”の手術を受け、翌日3月6日、左足にギブスという姿でZEPP TOKYOのステージに立ち、左足を椅子に膝立ちするような形で、片足で立ったまま、予定通り21曲を熱唱した。


そして、翌週3月10日には、残りの5公演に関しても予定通り行うことを発表。映画『さらば あぶない刑事』の最強最悪の敵役も続投、予定通り今春より撮影を開始する。


【吉川晃司コメント】

「去年がちょうどデビュー30周年のアニバーサリーイヤーということで、30周年記念ツアーで、武道館3日間で被り曲なしのトータル70曲をパフォーマンスしました。70曲もやったら、さすがに吉川、自分にちょっとお腹いっぱいになるかなと思っていたのですが、意外とそうでもなくて。まだまだ食えるぞという気持ちになったのと、昨年のツアーで行けなかった地方のファンの方々から“来てほしかった”という声も多数いただき、そういう要望にもお応えしたいなと思いまして、今年は、アニバーサリーツアーの追加公演をやらせていただくことにしました。ここ10年ライブハウスツアーもやっていなかったことですし。それで、先月からツアーがスタートしておりますが、今月の頭に足の骨を1本ポキッと折りまして、アニバーサリーの追加公演が骨折ツアーということになっております。3月5日にボルトを入れる手術をして、6日がZepp Tokyo公演で、命の次に大事なシンバルキックはできませんでしたが、いつもとはひと味違った緊張感と集中力の高い、自分としては満足のいくライブができましたので、残りの5公演もこのまま続けさせていただくことにしました。


ライブの内容は、去年のアニバーサリーツアーでやった70曲ともまた被らない曲をやります。懐かしいあんな曲からこんな曲までトータル90曲超えです(笑)。骨はポキっと折れましたけれど、ご心配は無用です。ビスをいっぱい打ってガチっと固めましたし。たかが骨の一本、その他は元気ですので、手術翌日から筋トレもやっております。バイク練習で体幹がものすごく鍛えられましたので、シンバルキックはできませんが、その体幹を生かしたパフォーマンスでツアーを乗り切りたいと思っております。


今回、私が怪我をしたバイク練習は、アクションシーンの多い映画の役作りのための練習でして、基礎練習である低速での「八の字走行」から、特殊なアクロバティックなイクアクション「ジャックナイフターン」「アクセルターン」「フロントアップ走行(ウイリー)」などの高度な技の練習でした。もし、普段バイクに乗っている方が、私が怪我をしたことによって、バイクに乗るのは危ないね、なんて周囲の方から言われたりすることがございましたら、そのことに関しては大変申し訳なかったなと思っております。私は、特殊なバイクアクションの練習で怪我をしてしまいましたが、通常の運転で安全に注意を払って乗っていれば、バイクは素晴らしい乗り物です。今回の練習をきっかけに、私も、今後、新たな相棒としてバイクにも乗ろうと思っております。では、皆さん、ツアーでお会いできますことを楽しみにしております。」


【映画「さらば あぶない刑事」チーフプロデューサー 近藤正岳氏コメント】

吉川晃司さん映画出演のためのバイク練習によるケガにつきまして「さらば あぶない刑事」キャスティングにあたり、吉川晃司さんには「あぶデカ」史上最強最悪の敵役をオファーさせていただきました。吉川さんはアクションシーンもできる限り自分で演ずることができるようにと早くからバイク練習を始められました。練習を行うにあたり、東映東京撮影所の撮影ステージ前の駐車スペースを通行止めにし、バイク専門のスタントマンと映画製作スタッフの立会いのもと、吉川さんにはヘルメッット及びプロテクターを装着していただき、雨でアスファルトが濡れてタイヤがスリップする可能性がある日は取りやめるなどして、十全に安全を確保いたしました。


練習は2月2日から開始され映画以外のスケジュールと悪天候を避けて19日間にもわたり行われました。練習内容は基礎的な練習の繰り返しを丹念に行うことから始め、徐々に高度な技に挑戦していきました。事故のあった3月3日は諸事情でスタントの専門家は同席しなかったものの製作スタッフの立会いのもとに基礎練習とフロントアップの練習を繰り返していました。そして練習時間の終わり近くに、前輪を持ち上げ後輪だけでバイクを走らせていた時、バランスを崩しバイクが横転し左足首がその下敷きとなってしまいました。即時病院に搬送し診断の結果左足首骨折と判明し、翌日の精密検査を経て手術の必要と全治2ヶ月の診断となりました。関係者の方々およびファンの方々には、御心配と御迷惑をお掛けした事に対しまして、現場の監督責任のある製作プロダクションとして深くお詫び申し上げます。


3月6日、吉川さんご本人に「さらばあぶない刑事」への出演に対して御意思に変化がないことを確認させていただき、出演シーンの撮影に関しましては、術後の回復とアクションシーンの内容を鑑み、予定通り今春に行うことを決定しました。今後はこのような事後が起こらぬように細心の注意を払って撮影準備及び撮影をしていく所存であります。

「さらばあぶない刑事」製作プロクション 株式会社セントラル・アーツ

チーフプロデューサー 近藤正岳




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