Vol.2 ― 「恋愛の発見」神話 エリック、チョン・ユミ、ユン・ヒョンミンの再発見


写真=TVレポート DB、KBS 2TV「恋愛の発見」


KBS 2TV月火ドラマ「恋愛の発見」が韓国で7日の放送を最後に幕を下ろした。「恋愛の発見」は新たに恋を始めた女性の前に自分の過ちを反省した元彼が帰ってきたことで起きる3人の男女の恋の物語を描いたドラマだ。現在進行型の恋人、新しく恋を始める恋人、別れた恋人を懐かしむ恋人像をそれぞれ表現し、現実的な男女のラブストーリーにフォーカスを合わせ、数々の話題を集めた。

そんな中「恋愛の発見」の本当の発見は、視聴者の集中を助けた俳優たちだった。「恋愛の発見」で自身の地位を確固たるものにした3人のスター神話(SHINHWA)のエリック、チョン・ユミ、ユン・ヒョンミンがその主人公だ。





◆エリック、お茶の間復帰に成功


3年ぶりにお茶の間に帰って来たエリックが俳優としてより多くの可能性を見せてくれた。相変わらずハンサムな彼は、遅れて知った恋のため、自分の情けない面まで遺憾なく引き出し、カムバックの成功を知らせた。

ヨルム(チョン・ユミ)と別れた後、やっと本当の愛に気付いたテハ(エリック)は数日間お酒で過ごす一方、お酒に酔ってヨルムにメールまで送った。翌日テハに残ったのは恥ずかしさと苦しさだけ。エリックはこのように別れの後に苦しむ男の心境を、また幼稚で情けない恋愛本能をリアルに描き、視聴者の共感を引き出した。





◆チョン・ユミ、さすが“恋愛演技”の達人


この作品の前にチョン・ユミは「恋愛の発見」のチョン・ヒョンジョン脚本家の前作「ロマンスが必要2」を通して“ラブコメクイーン”というタイトルを獲得した。そんなチョン・ユミが再びチョン・ヒョンジョン脚本家とタッグを組み、“ラブコメクイーン”固めに入った。代わりにラブコメディに重みを持たせ、チョン・ユミスタイルの恋愛演技を完成した。

ハン・ヨルムはただ軽いだけの女性ではなく、二人の男との恋愛を通して本当の恋の意味に気付く女性だ。チョン・ユミは「恋愛の発見」で過ぎたと思ったが、未だに現在進行型として続いてきている過去の男と、現在の男の間で葛藤する女性の心境を代弁し、“悪い女”役割をラブリーに演じた。





◆ユン・ヒョンミン、女心掴み担当


「恋愛の発見」でハンサムな整形外科専門医ト・ジュノに扮したユン・ヒョンミン。彼が掴んだのはキム・スルギの心だけではなかった。ユン・ヒョンミンは断ることが出来ない弱い心のため浮気者に見えるが、誰よりも温かい男に扮し、お茶の間の女性をときめかせた。

これに先立ちユン・ヒョンミンはドラマ「ハートレスシティ ~無情都市~」では義理堅い男キム・ヒョンス、「感激時代~闘神の誕生」では冷徹であるが、愛を抱いたアオキ、「魔女の恋愛」では女泣かせの快活でハンサムなヨン・スチョル役を演じ、シーンスティラー(シーン泥棒:助演でありながらも出演シーンをものにする俳優のこと)として強い印象を残した。


ユン・ヒョンミンは「恋愛の発見」を通して多少コミカルであるが、隣のお兄さんのような親しみと笑みをもたらす微笑ましいビジュアルで女性視聴者たちの“憧れ”となった。





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