キム・ギドク制作「メイド・イン・チャイナ」ロッテルダム国際映画祭に招待


写真=キム・ギドクフィルム


キム・ギドク監督が制作・脚本を手がけた「メイド・イン・チャイナ」が、海外の映画祭で関心を集めている。

制作会社キム・ギドクフィルム側は20日午前、映画「メイド・イン・チャイナ」(監獄:キム・ドンフ)が今月21日から来月1日までオランダで開催される第4回ロッテルダム国際映画祭に招待されたと発表した。


海外配給会社(株)ファインカットによると「メイド・イン・チャイナ」が招待されたのは「Signals: Everyday propaganda」部門で、現代社会の多様な思想と理念を取り上げた作品が選定される、非競争セクションである。映画祭側は「昨今の資本主義が創りだしたイデオロギー的な偏見が、個々人の人生にどのような影響を与えるか巧みに描いた作品」と招待の理由を述べた。


人間の物事に対する省察を、中国産のうなぎというユニークな題材で描いた映画「メイド・イン・チャイナ」は、チャン・フン監督の「映画は映画だ」(2008)、チョン・ジェホン監督の「豊山犬(プンサンゲ)」(2011)、シン・ヨンンシク監督の「俳優は俳優だ」(2013)、イ・ジュヒョン監督の「レッド・ファミリー」(2013)、ムン・シヒョン監督の「神の贈り物」(2014)に続き、キム・ギドク監督が脚本と制作を手がけた6作目の作品となる。新人のキム・ドンフ監督が演出を担当し、俳優パク・ギウンとハン・チェアが出演する。


「メイド・イン・チャイナ」は昨年、第27回東京国際映画祭にワールド・プレミアに招待された。





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