TM NETWORK感動の30周年記念ツアー放送決定

TM NETWORKは昨年10月から今年にかけて、30周年を記念したツアー「QUIT30 HUGE DATA」を開催し、2月7日、8日、14日、15日に東西のアリーナ2か所で追加公演を行った。

2012年、5年ぶりにライブ活動を再開した彼らは、このツアーに至るまで、まるでSF映画のように3人の潜伏者が30年間に渡ってタイムマシンを使い、地球のいろんな場所、いろんな時代を調査するという設定の大きな物語を描いてきた。2012年の日本武道館公演では、3人が地上に降り立つ場面からスタートし、そして今回、いよいよこの物語の最終章の扉が開かれた。


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2月8日、さいたまスーパーアリーナ2デイズの2日目。ステージの後方に映し出された巨大なモニターに3人の外国人が登場する。そこに宇都宮隆(Vo)が姿を現し、登場した外国人のひとりからバトンを受け取った。2次元(映像)と3次元(ステージ上の宇都宮)が融合する、そんな場面から超満員のさいたまスーパーアリーナでのライブは始まった。


この巨大なモニターは今回のライブではとても重要なアイテムのひとつ。『Birth』など、最新アルバム『QUIT30』の楽曲も映像によってイメージが増幅され、新たな意味を生み出していく。中盤『In The Forest』などでは1988年のアルバム『CAROL』のツアーの映像も流れ、四半世紀以上前のTM NETWORKと現在のTM NETWORKの、2次元と3次元という形での共演が実現。そして巨大スクリーンの映像にひとりの女性が映し出された。その女性はまさしくCAROLツアーの時にまさにCAROL役を演じたパニーラ本人だった。当時のライブを観ていた人にはとても感慨深いシーンだったのではないだろうか。


後半では、小室哲哉渾身のシンセサイザーソロからの『Get Wild 2014』で、終盤のライブも最高潮に盛り上げていく。そして最後は時間を刻むSEからの『Fool On The Planet』。グリニッジ天文台の映像が映し出され、ライブは幕を閉じた。MCなどを排除し、コンセプチュアルなステージを展開したところにも彼ら3人のライブへの自信がうかがえる。


この模様は、4月19日(日)よる9:00からWOWOWライブで放送。TM NETWORKの確固たる世界観を見せつけた、壮大な物語をぜひ楽しんでもらいたい。なお、3月22日に横浜アリーナで行われた30周年の最後を飾るライブ「TM NETWORK 30th FINAL」も、5月24日にWOWOWでオンエアすることになっている。


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TM NETWORK / Tetsuya Komuro Synthesizer Performance 2015 -HUGE DATA-




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