“EXO盗作論争”の真実とは?…監督が悔しさを吐露「外国人商人の金銭欲が問題」(全文)


写真=マイデイリー DB


盗作論争が起こったアイドルグループEXOの予告映像を制作した監督が悔しさをにじませた。

スウェーデンの3Dアーティストであるエリック・ソダーバーグ(Erik Soderberg)は先日、自身のブログのメインページに「『EXO-2015 Coming Soon』映像のモーショングラフィックの一部が原作アーティストたちの許可なしに使用されたということをお知らせする」と書き込み、盗作論争が起きた。


これに対し、EXOの予告映像を制作した外注制作会社VMプロダクション側は14日「同ソースは、グラフィック担当者に費用を支払って許可を得て使用したもので、絶対に盗作ではない。このような状況が発生して当惑しており、グラフィック担当者に連絡して措置を取っている。現在は正常にYouTubeでサービスされている」と釈明した。


その後、外注制作会社の監督は21日、自身のFacebookに「約2ヶ月前、我々は2人の外国人デザイナーに作業に必要な3~4秒程度のソースの購買を要請した。ところがそのうちの1人のデザイナーが遅いフィードバックや頻繁なミスコミュニケーションで該当作業中にずっと我々を困らせていた」と事件の顛末を明かした。


監督は「おかしいと思ったのは、事前にイメージ購買として協議していた金額が映像公開後に理解できない理由でより高く変更され、要求された点だった」と明かし、「しかし数日前、YouTubeに問題が発生したと連絡を受けた。調べて見ると、そのグラフィックに対する著作権問題が発生したのだ。さらに困惑したのが、YouTubeに問題を提起した人物が、今まで僕と連絡を取ってきたそのデザイナーではなく、全く違う人物だった」と説明した。


また「彼以外にも共同作業者が存在した。そのデザイナーは我々にその事実を隠したまま金額を協議していたのだ」と伝え、「YouTubeに問題を提起した別のデザイナーに連絡すると、まるで事前に組んでいたかのように彼も問題のデザイナーと同じ金額を要求してきた」と明かした。


また「懐疑心が生まれた。馬鹿でない限り、映像全体の流れと関係のない、比重のないグラフィックで盗作論争を起こす人はいないだろう。純粋な気持ちで楽しく作業しようとしたこのすべての過程が、複数の外国人商人によって白けさせられただけのような気がする」と告白しながら、悔しさをにじませた。


以下、外注制作会社監督のコメント全文である。


昨年12月に公開したEXOの予告映像に問題が発生したという連絡を受けた。約1ヶ月間の海外撮影から帰国したばかりだったため、説明する時間もなく雰囲気は悪い方向へ流れた。さらに、お金ですべての問題を解決したようなニュアンスの噂も聞いた。一体どこから話さなければならないのだろう?


約2ヶ月前、我々は2人の外国人デザイナーに作業に必要な3~4秒程度のソースの購買を要請した。ところがそのうちの1人のデザイナーが遅いフィードバックや頻繁なミスコミュニケーションで該当作業中にずっと我々を困らせていた。


おかしいと思ったのは、事前にイメージ購買として協議していた金額が映像公開後に理解できない理由でより高く変更され、要求された点だった。大筋とは関係なくインサートとして盛り込んだグラフィックにその金額を要求した彼に、該当ソースを削除して怒りたかった。しかしタイトなスケジュールですでに映像のバイラルが行われ、その要求を受け入れるしかない立場だった。すっきりしない気持ちでその金額を受け入れ、それで仕事が終わったと思っていた。


しかし数日前、YouTubeに問題が発生したと連絡を受けた。調べて見ると、そのグラフィックに対する著作権問題が発生したのだ。さらに困惑したのが、YouTubeに問題を提起した人物が、今まで僕と連絡を取ってきたそのデザイナーではなく、全く違う人物だった。すでにコスト協議を終えていたから理解できなくて、問題のデザイナーと連絡を取ろうとしたが、なかなか連絡が取れなかった。ようやく連絡ができてこの状況に対する説明を要求した。聞いてみると、彼以外にも共同作業者が存在した。そのデザイナーは我々にその事実を隠したまま金額を協議していたのだ。そもそも共同作業者がいたことをなぜ隠していたのか。今までにやりとりした電話は何だったのか。非常に困惑した。クレームをつけることができる状況だったが、すでに映像が公開された時点だったため我々は協議において弱者だった。


YouTubeに問題を提起した別のデザイナーに連絡すると、まるで事前に組んでいたかのように彼も問題のデザイナーと同じ金額を要求してきた。


疲れ果てた我々はこれ以上問題が大きくなることを望まなかったため、彼の要求を受け入れるのが事件を解決することに役立つと判断した。


何よりもクライアントにこれ以上、誤解を受けたくないし、迷惑をかけてはいけないと思い、我々は彼にお金を送金した。


嘘のようにYouTubeは1時間以内に正常化され、彼のTwitterやブログにはまるでこのような状況が何でもないことのように、楽しいハプニングだったように、短い書き込みでまとめられていた。


懐疑心が生まれた。馬鹿でない限り、映像全体の流れと関係のない、比重のないグラフィックで盗作論争を起こす人はいないだろう。


純粋な気持ちで楽しく作業しようとしたこのすべての過程が、複数の外国人商人によって白けさせられただけのような気がする。



元記事配信日時 : 2015年01月22日11時53分 記者 : チョン・ウォン




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